パスワードおよび Notes ID オプションを有効にする

Verse 1.0.8 時点で、ユーザーが Verse へのログインに使用するパスワードを変更したり、Notes ID パスワードを変更したり、Notes ID を管理したりするための機能をセキュリティー設定で使用できます。このトピックでは、これらの各機能の構成要件について説明します。

注: これらの機能を使用するには、Domino 10.0.1 FP2 以降のサーバーで Verse を実行する必要があります。

これらの機能について詳しくは、パスワードと Notes ID を管理する方法を参照してください。

1. パスワードおよび Notes ID オプションの要件
ユーザーのセキュリティー設定のオプション 必要要件
Verse へのログインに使用するインターネット・パスワードを変更します。1 管理者は次のオプションを有効にする必要があります。
  • サーバー設定文書の iNotes タブの「インターネット・パスワードの変更」
  • セキュリティー設定ポリシーの「パスワード管理」 > 「基本」タブの「HTTP でインターネット・パスワードの変更を許可」
Notes ID ファイルに関する情報を表示し、証明書を管理します。 ID ボールトまたはメール・ファイルでは Notes ID が必要です。
Notes ID をサーバー上の ID ボールトのコピーと同期します。 ID ボールトでは Notes ID が必要です。
Notes ID をメール・ファイルにインポートします。 ID ファイルのローカル・コピーが必要です。
メール・ファイルから Notes ID を削除します。

メール・ファイルには Notes ID が必要です。

管理者は、サーバー構成文書の iNotes タブのオプション「ユーザーにメールデータベースから Notes ID の削除を許可」を有効にする必要があります。

メール・ファイルから Notes ID をエクスポートして、ローカル・コピーを保存します。

メール・ファイルには Notes ID が必要です。

管理者は、サーバー構成文書の iNotes タブのオプション「ユーザーに Notes ID の書き出しを許可」を有効にする必要があります。

Notes ID パスワードを変更します。1 ID ボールトまたはメール・ファイルでは Notes ID が必要です。

1 セキュリティー設定ポリシーの「パスワード管理」 > 「基本」タブのセキュリティー設定「Notes クライアントのパスワード変更時にインターネット・パスワードにも反映する」を有効にしている場合、セキュリティー設定には「パスワードの変更」オプションのみ表示されます。