SAML 2.0 シングル・サインオン実装時の動作

IBM® Marketing Software における SAML 2.0 シングル・サインオンの実装は、次のような動作をします。

ログアウト

ログインしているユーザーがログアウトすると、IBM Marketing Software の標準ログアウト・ページにリダイレクトされます。ログアウト処理を完了させるために、ブラウザー・ウィンドウを閉じるようにユーザーに求めるメッセージが表示されます。

セッション・タイムアウト

ログインしたユーザーのアイドル状態が 30 分を超えた場合は、IBM Marketing Software の標準ログアウト・ページにリダイレクトされます。ログアウト処理を完了させるために、ブラウザー・ウィンドウを閉じるようにユーザーに求めるメッセージが表示されます。

このタイムアウト期間は、アプリケーション・サーバーで構成可能です。

正しくない SAML 構成

ユーザーがログインしようとしたときに、正しくない SAML 構成のためにエラーが発生した場合、ユーザーは次のメッセージのエラー・ページにリダイレクトされます: 「ログイン失敗: 資格情報が誤っています。メッセージのエラー・ページにリダイレクトされます。

Platform でプロビジョンされていないが有効な IDP ユーザー

「認証されたユーザーを Marketing Platform に追加する」プロパティーを無効にした場合、ユーザーがログインに使用した資格情報が IdP サーバーにとって有効であっても、そのユーザーの Marketing Platform アカウントが存在しない場合は、次のメッセージのエラー・ページにリダイレクトされます:「ログイン失敗: 資格情報が誤っています。メッセージのエラー・ページにリダイレクトされます。

IDP と Marketing Platform の両方にユーザーが存在するが、その Marketing Platform パスワードが期限切れまたはリセットされている

Marketing Platform においてユーザー・パスワードが期限切れか、またはリセットされている場合、ユーザーは次のメッセージのエラー・ページにリダイレクトされます:「ログイン失敗: 資格情報が誤っています。メッセージのエラー・ページにリダイレクトされます。