データ・リポジトリーの作成

ユーザー・マッピングを保持するために、TP_MASTERTP_MAPPING の 2 つのデータベース・テーブルを作成します。任意のスキーマを使用してテーブルを作成できます。

このタスクについて

以下のサンプル SQL スクリプトが、scripts ディレクトリーの idp-server.war ファイルに用意されています。

  • DatabaseScript_DB2.sql
  • DatabaseScript_Oracle.sql
  • DatabaseScript_SQL.sql

次の表に、これらのスクリプトが作成するデータベース・テーブルのフィールドを示します。

表 1. TP_MASTER テーブルのフィールド
フィールド 説明
TP_ID 1 次キー。登録済みサービス・プロバイダーの固有 ID。
TP_NAME サービス・プロバイダー名。
TP_INFO サービス・プロバイダーの説明。
KEY_ALIAS 固有キー。サービス・プロバイダーの鍵ストアの別名。

固有の別名を強制的に設定します。複数のサービス・プロバイダーに同じ鍵ストア別名を使用する場合は、UNIQUE 制約をドロップできます。

表 2. TP_MAPPING テーブルのフィールド
フィールド 説明
TP_CLIENT_ID 外部キー。要求側のサービス・プロバイダーの TP_ID

このテーブルでマッピングが重複しないようにするための 4 つの列から成る複合 1 次キーの一部。

TP_FOR_USER_ID 要求側のサービス・プロバイダーから要求を行っているユーザーの ID。

このテーブルでマッピングが重複しないようにするための 4 つの列から成る複合 1 次キーの一部。

最小 4 文字、最大 24 文字の長さで、英数字、ハイフン、下線のみで構成されなければなりません。 [a-zA-Z0-9_-]

TP_SP_ID 外部キー。サービス提供側のサービス・プロバイダーの TP_ID

このテーブルでマッピングが重複しないようにするための 4 つの列から成る複合 1 次キーの一部。

最小 4 文字、最大 24 文字の長さで、英数字、ハイフン、下線のみで構成されなければなりません。 [a-zA-Z0-9_-]

TP_MAPPED_USER_ID サービス提供側のサービス・プロバイダーでのユーザーの ID。

このテーブルでマッピングが重複しないようにするための 4 つの列から成る複合 1 次キーの一部。

SAML_TOKEN 固有キー。SAML トークンの ID。

固有のトークンを強制的に生成します。複数のサービス・プロバイダーに同じトークンを使用する場合は、UNIQUE 制約をドロップできます。

LAST_REQUEST 最後に正常に完了した要求のタイム・スタンプ。