datafilteringScriptTool

datafilteringScriptTool ユーティリティーは、XML ファイルを読み取って、Marketing Platform システム・テーブル・データベースのデータ・フィルター・テーブルにデータを設定します。

XML をどのように書くかに応じて、このユーティリティーには使用方法が 2 とおりあります。

  • XML 要素の 1 つのセットを使用して、フィールド値の一意の組み合わせに基づいてデータ・フィルター (一意の組み合わせごとに 1 つのデータ・フィルター) を自動生成します。
  • XML 要素の若干異なるセットを使用して、ユーティリティーによって作成される各データ・フィルターを指定することができます。

XML の作成について詳しくは、「IBM® Marketing Platform 管理者ガイド」を参照してください。

datafilteringScriptTool を使用する場合

datafilteringScriptTool は、新規データ・フィルターを作成するときに使用する必要があります。

前提条件

Marketing Platform を配置し、実行しておく必要があります。

SSL との datafilteringScriptTool の使用

片方向 SSL を使用して Marketing Platform を配置している場合、datafilteringScriptTool スクリプトを変更し、ハンドシェークを実行する SSL オプションを追加する必要があります。スクリプトを変更するには、以下の情報が必要です。

  • トラストストア・ファイル名とパス
  • トラストストア・パスワード

テキスト・エディターで、datafilteringScriptTool スクリプト (.bat または .sh) を開き、次のような行を見つけます (例は Windows バージョンの場合)。

:callexec

"%JAVA_HOME%binjava" -DUNICA_PLATFORM_HOME="%UNICA_PLATFORM_HOME%"

com.unica.management.client.datafiltering.tool.DataFilteringScriptTool %*

この行を次のように編集します (新規テキストは太字で示します)。myTrustStore.jks および myPassword は、ご自分のトラストストア・パスとファイル名およびトラストストア・パスワードに置き換えてください。

:callexec

SET SSL_OPTIONS=-Djavax.net.ssl.keyStoreType="JKS"

-Djavax.net.ssl.trustStore="C:\security\myTrustStore.jks"

-Djavax.net.ssl.trustStorePassword=myPassword

"%JAVA_HOME%\bin\java" -DUNICA_PLATFORM_HOME="%UNICA_PLATFORM_HOME%" %SSL_OPTIONS%

com.unica.management.client.datafiltering.tool.DataFilteringScriptTool %*

構文

datafilteringScriptTool -r pathfile

コマンド

-r path_file

指定された XML ファイルからデータ・フィルターの仕様をインポートします。インストールの下の tools/bin ディレクトリーにファイルがない場合、パスを指定し、 path_file パラメーターを二重引用符で囲みます。

  • C:unicaxml ディレクトリーにあるファイル collaborateDataFilters.xml を使用して、データ・フィルター・システム・テーブルにデータを設定します。

    datafilteringScriptTool -r "C:unicaxmlcollaborateDataFilters.xml"