スケジュールのセットアップに関するベスト・プラクティス

IBM® Marketing Software オブジェクトのスケジュールされた実行の計画と構成について、ベスト・プラクティスがいくつかあります。

最良のパフォーマンスを発揮し、簡単に保守を行うために、このガイドラインに留意してください。

  • スケジュールされた実行はクライアント製品がインストールされているシステムで実行されるため、クライアント・システムのスケーリング能力を考慮に入れてください。実行時間をずらすか、スロットルを使ってシステムを調整してください。
  • 可能な場合は、重いジョブは、システム負荷が低い時間にスケジュールしてください。
  • 実行の重複は避けてください。これは実行失敗の原因となります。
    • 同じオブジェクトを複数のスケジュールで使用する場合は注意してください。例えば、フローチャート F1 を 3 つのスケジュールで使用する場合、このスケジュール定義により、前の実行が完了する前に実行が開始され、実行失敗となる可能性があります。
    • 手動または外部スクリプトによってフローチャート実行が開始された場合、その後にいずれかの方法でフローチャートを実行しようとすると、直前の実行が完了していない場合にはロック・エラーにより失敗します。
  • スケジューラーは、大量のデータを作成します。スケジューラーでパフォーマンスの問題が発生している場合、不要になったスケジュール定義の削除を検討してください。
    重要: スケジュール定義を削除すると、それに関連付けられている実行履歴もデータベースから削除されます。