レポート・システム・ユーザーの作成

認証モードには、次の 2 つのタイプがあります。「認証済み」と「ユーザーごとに認証済み」です。「ユーザーごとに認証済み」モードを使用する場合は、レポート・システム・ユーザーを作成する必要はありません。「認証済み」モードを使用する場合は、レポート・システム・ユーザーを作成する必要があります。レポート・システム・ユーザーを作成するときには、ユーザーを作成し、IBM® Cognos®BI 資格情報を使用してそのユーザー用のデータ・ソース資格情報を作成できます。

このタスクについて

レポート・システム・ユーザーを作成するときには、そのユーザー用に以下のログイン資格情報を構成できます。
  • IBM Marketing Software スイート用のログイン資格情報 1 セット: ユーザー名とパスワードは、レポート・システム・ユーザー (cognos_admin) に対して指定されます。
  • IBM Cognos BI 用のログイン資格情報 1 セット: ユーザー名とパスワードは、レポート・システム・ユーザーのデータ・ソース資格情報として指定されます。

レポート・システム・ユーザーを作成するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. IBM Marketing Software に platform_admin ユーザーとしてログインします。
  2. 「設定」 > 「ユーザー」を選択します。
  3. 以下の属性を持つ IBM ユーザーを作成します。
    1. ユーザー名:cognos_admin
    2. パスワード:admin
  4. このユーザー用に、以下の属性を持つデータ・ソースを作成します。
    1. データ・ソース:Cognos
    2. データ・ソース・ログオン:cognos_admin

      データ・ソースのユーザー名は、ステップ 3 で作成した IBM ユーザーのユーザー名と正確に一致するようにしてください。

    3. 「データ・ソース・パスワード」:admin
  5. レポート・システム役割をユーザーに追加します。
  6. IBM Marketing Software でユーザー・パスワードの有効期限切れが構成されている場合、ログアウトし、レポート・システム・ユーザー (cognos_admin) として再びログインします。このステップを実行すると、後のタスクでこのユーザーとして IBM Cognos にログインする前に、必ず IBM セキュリティーによる「パスワードの変更」チャレンジと対話して、パスワードを再設定することになります。