Marketing Platform を配置する予定の Web アプリケーション・サーバーには、JDBC 接続をサポートするための適切な JAR ファイルがなければなりません。この JAR ファイルによって、Web アプリケーションはシステム・テーブルに接続できます。Web アプリケーション・サーバーのクラスパスに、JAR ファイルの場所を含める必要があります。
このタスクについて
WebSphere を使用していて、この製品をインストールしたときにインストーラーでデータ・ソースを作成したは、この手順に含まれているクラスパスの設定に関するステップを省略できます。インストール時の自動データ・ソース作成を有効にするには、「データ・ソース作成 (Datasource Creation)」パネルで、「 Marketing Platform データ・ソースの作成 (Create Datasource)」チェック・ボックスにチェック・マークを付け、アプリケーション・サーバーについての情報を指定します。インストーラーでデータ・ソースを作成しない場合は、以下の手順をすべて実行します。
WebLogic を使用している場合は、以下の手順をすべて実行する必要があります。
手順
- 「推奨されるソフトウェア環境および最小システム要件」のガイドの説明に従って、IBM® Marketing Software でサポートされるシステム・テーブル・データベース用に、ベンダー提供の最新のタイプ 4 JDBC ドライバーを入手します。
JDBC ドライバーの入手後、以下のガイドラインを使用します。
- Marketing Platform を配置する予定のサーバー上にこのドライバーが存在しない場合は、それを入手し、そのサーバーでアンパックします。スペースを含まないパスにドライバーを解凍してください。
- データ・ソース・クライアントのインストール場所であるサーバーからドライバーを入手する場合、Marketing Platform でサポートされる最新バージョンであることを確認してください。
- Marketing Platform の配置予定となる Web アプリケーション・サーバーのクラスパスに、ファイル名を含むドライバーへの絶対パスを追加します。
以下のガイドラインを使用してください。
- サポートされるすべてのバージョンの WebLogic で、環境変数が構成される WebLogic_domain_directory/bin ディレクトリーの setDomainEnv スクリプトにクラスパスを設定します。正しいドライバーを Web アプリケーション・サーバーで確実に使用するためには、ドライバー項目をクラスパス・リストの値の最初の項目 (既存のすべての値より前) にする必要があります。以下に例を示します。
UNIX
CLASSPATH="/opt/drivers/ojdbc8.jar":
${PRE_CLASSPATH}${CLASSPATHSEP}${WEBLOGIC_CLASSPATH}
${CLASSPATHSEP}${POST_CLASSPATH}${CLASSPATHSEP}${WLP_POST_CLASSPATH}"
export CLASSPATH
product="Campaign DAOP DistMkt eMessage Interact Leads MktOps Optimize Platform AttribMod IntHist"> Windows
set CLASSPATH=c:\oracle\jdbc\lib\ojdbc8.jar;%PRE_CLASSPATH%;
%WEBLOGIC_CLASSPATH%;%POST_CLASSPATH%;%WLP_POST_CLASSPATH%
- サポートされるすべてのバージョンの WebSphere® の場合、クラスパスは、Marketing Platform 用の JDBC プロバイダーをセットアップするときに設定します。
- Marketing Platform インストール・ワークシートにこのデータベース・ドライバー・クラスパスを書き留めておきます。インストーラーの実行時にこのパスを入力する必要があります。
- 変更内容を有効にするため、Web アプリケーション・サーバーを再始動します。
始動時にコンソール・ログをモニターして、データベース・ドライバーのパスがクラスパスに含まれていることを確認してください。