eMessage レポートの前提条件
eMessage レポートを使用する場合、レポートをインストールするためのシステム要件に加えて、特定の前提条件に準拠する必要があります。
パフォーマンスを向上させるには、一時テーブル・スペースとしてデータ・サイズの 40% が必要になります。データベース管理者と協力し、定期的にデータベースを微調整してください。最良の結果を得るため、別個の非共有ディスクにマウントされた別個のテーブル・スペースに、eMessage システム・テーブルを保管することができます。
IBM DB2 の設定中
IBM® DB2® を使用する場合は、バージョン 9.7.8 以上を使用する必要があります。
重要: eMessage レポートの適用を開始する前に、以下の値を設定する必要があります。
db2set DB2_COMPATIBILITY_VECTOR=ORA
以下のサイズ例: DB2
大部分のデータ設定がレポート・テーブル (UCC_*) に行われる、約 600 GB の IBM DB2 Campaign データベースの場合、以下の設定を使用できます。
- テーブル・スペース・ページ・サイズ: 16K
- 一時テーブル・スペース: 250 GB
- db2 update db cfg using auto_reval DEFERRED_FORCE;
- db2 update db cfg using decflt_rounding ROUND_HALF_UP;
- db2 update db config using LOGFILSIZ 102400;
- db2 update db config using logprimary 13;
- db2 update db config using LOGSECOND 25;
- db2stop force
- db2start
重要: トランザクション・ログのサイズは、レポート処理に影響を与える場合があります。データベース管理者と共に、データベース環境要件、特にトランザクション・ログのサイズについて検討してください。
Oracle 用の設定
Oracle を使用する場合、バージョン 11g 以上を使用する必要があります。データベース管理者と共に、環境要件を検討してください。
Oracle のサイズ例
大部分のデータ設定がレポート・テーブル (UCC_*) に行われる、約 650 GB の Oracle Campaign データベースの場合、以下の設定を使用できます。
- 一時テーブル・スペース: 250 GB
- REDO ログのサイズ: 2 GB
- REDO ログの数: 4
Microsoft SQL Server の設定
Microsoft SQL を使用する場合は、SQL Server 2008 以上を使用する必要があります。データベース管理者と共に、環境要件を検討してください。
Microsoft SQL Server のサイズ例
大部分のデータ設定がレポート・テーブル (UCC_*) に行われる、約 520 GB の Microsoft SQL Server データベースの場合、以下の設定を使用できます。
- 一時テーブル・スペース: 250 GB
Internet Explorer 用の設定
Internet Explorer を使用する場合は、ブラウザーのセキュリティー設定で、ファイルのダウンロードの自動プロンプトが許可されていることを確認してください。以下のステップを実行して、ブラウザーでファイルのダウンロードの自動プロンプトが許可されていることを確認します。
- Internet Explorer を開いて、 に移動します。
- 「セキュリティー」タブで、「レベルのカスタマイズ」をクリックします。
- 「ダウンロード」セクションまでスクロールダウンします。
- 「ファイルのダウンロード時に自動的にダイアログを表示」オプションが「有効にする」に設定されていることを確認します。