GUI モードを使用した Marketing Platform のインストール

Windows の場合、GUI モードを使用して Marketing Platform をインストールします。UNIX の場合、X Window System モードを使用して Marketing Platform をインストールします。

始める前に

重要: GUI モードを使用して Marketing Platform をインストールする前に、Marketing Platform をインストールするコンピューターの使用可能な一時スペースが、 Marketing Platform インストーラーのサイズの 3 倍よりも大きいことを確認してください。
IBM® Marketing Software インストーラーと Marketing Platform インストーラー が Marketing Platform のインストール先のコンピューターの同じディレクトリーにあることを確認してください。

手順

以下のアクションを実行し、GUI モードで Marketing Platform をインストールします。

  1. IBM Marketing Software インストーラーを保存したフォルダーに移動して、 インストーラーをダブルクリックして開始します。
  2. 最初の画面で 「OK」をクリックして、「概要」ウィンドウを表示します。
  3. インストーラーの指示に従って、「進む」をクリックします。 以下の表にある情報を使用して、IBM Marketing Software インストーラーの各ウィンドウで該当するアクションを実行します。
    表 1. IBM Marketing Software インストーラーの GUI
    ウィンドウ 説明
    概要

    これは IBM Marketing Software のインストーラーの最初のウィンドウです。このウィンドウから、Marketing Platform のインストール・ガイドとアップグレード・ガイドを開くことができます。また、インストーラーがインストール・ディレクトリーに保存されている製品のインストール・ガイドとアップグレード・ガイドのリンクも表示できます。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    応答ファイルの宛先

    製品の応答ファイルを生成する場合には、「応答ファイルを生成する」チェック・ボックスをクリックします。応答ファイルには、製品のインストールに必要な情報が保管されています。応答ファイルは、製品の無人インストールに使用するか、GUI モードでインストーラーを再実行する場合に回答を事前入力するために使用できます。

    「選択」をクリックして、応答ファイルを格納する場所を参照できます。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    IBM Marketing Software 製品

    「インストール・セット」リストで、「カスタム」を選択してインストールする製品を選択します。

    「インストール・セット」領域では、ご使用のコンピューター上の同じディレクトリーにインストーラーが置かれているすべての製品が表示されます。

    「説明」フィールドには、「インストール・セット」領域で選択した製品についての説明が表示されます。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    インストール・ディレクトリー

    「インストール・ディレクトリーを指定してください」フィールドで、「選択」をクリックし、製品をインストールするディレクトリーを参照します。

    インストーラーが格納されているフォルダーに製品をインストールする場合、 「デフォルト・フォルダーに復元する」をクリックします。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    アプリケーション・サーバーの選択
    インストールのために以下のいずれかのアプリケーション・サーバーを選択します。
    • IBM WebSphere®
    • Oracle WebLogic
    • JBoss
    • Apache Tomcat

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    Platform データベースのタイプ

    適切な Marketing Platform データベース・タイプ を選択します。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    Platform データベース接続
    データベースに関する以下の情報を入力します。
    • データベースのホスト名
    • データベース・ポート
    • データベース名またはシステム ID (SID)
    • データベース・ユーザー名
    • データベース・パスワード
    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。
    Platform データベース接続 (続き)

    JDBC 接続を検討して確認します。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。必要な場合には、URL を追加パラメーターを使用してカスタマイズできます。

    プリインストールのサマリー

    インストール・プロセスで追加した値を検討して確認します。

    「インストール」をクリックして、インストール・プロセスを開始します。

    Marketing Platform インストーラーが開きます。

  4. 以下の表にある情報を使用して、Marketing Platform インストーラーをナビゲートします。
    表 2. IBM Marketing Platform インストーラー GUI
    ウィンドウ 説明
    概要

    これは Marketing Platform のインストーラーの最初のウィンドウです。このウィンドウから、Marketing Platform のインストール・ガイドとアップグレード・ガイドを開くことができます。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    ソフトウェアのご使用条件

    使用条件を注意深くお読みください。「印刷」を使用すると、この使用条件を印刷できます。使用条件を受け入れてから、「進む」をクリックします。

    インストールする国

    このウィンドウにリストされているいずれかの国で Marketing Platform をインストールする場合、「はい」をクリックします。

    このウィンドウでリストされていない国で Marketing Platform をインストールする場合、「いいえ」をクリックします。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    IBM Page Tagging

    「インストールする国」ウィンドウで「はい」を選択した場合にこのウィンドウが表示されます。

    ページのタグ付けに関する設定を選択し、「次へ」をクリックします。

    IBM サイト ID

    「インストールする国」ウィンドウで「いいえ」を選択した場合にこのウィンドウが表示されます。

    IBM サイト ID を入力し、「次へ」をクリックします。

    インストール・ディレクトリー

    「選択」をクリックし、製品をインストールするディレクトリーを参照するか、デフォルト値を受け入れます。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    Platform のコンポーネント

    「インストール・セット」リストで、「カスタム」を選択してインストールするコンポーネントを選択します。

    「インストール・セット」領域では、Marketing Platform コンポーネントすべてが表示されます。

    以下のコンポーネントを選択できます。
    • IBM Marketing Platform ユーティリティー
    • IBM Marketing Platform Web アプリケーション
    • Reports for IBM Cognos® 11 BI

      Cognos レポートを使用している場合、新規インストールかアップグレード・インストールの際にはこのオプションを選択する必要があります。このオプションは、Cognos レポートに関する認証関連のファイルや最新の GlobalStyleSheet.css ファイルをインストールします。

      Reports for IBM Cognos 11 BI は、IBM Cognos 11 BI がインストールされている場所にインストールします。

    「説明」フィールドには、「インストール・セット」領域で選択した製品についての説明が表示されます。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    Platform 接続の設定
    以下のいずれかの接続タイプを選択します。
    • HTTP
    • HTTPS
    以下の情報を入力します。
    • ネットワーク・ドメイン・ネーム (example.com など)
    • ホスト名
    • ポート番号
    重要: IBM Marketing Software 製品が分散環境にインストールされている場合、スイートに属するすべてのアプリケーションのナビゲーション URL では IP アドレスではなく、マシン名を使用する必要があります。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    Platform データベースのセットアップ
    Marketing Platform データベースをセットアップするための以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 自動データベース・セットアップ
    • 手動データベース・セットアップ
    「手動データベース・セットアップ」を選択し、Marketing Platform 構成を実行する場合には、「Platform の構成の実行」チェック・ボックスを使用します。

    「手動データベース・セットアップ」を選択する場合、インストールの完了後、Marketing Platform システム・テーブルにデータ設定する必要があります。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    Platform ユーティリティー設定
    Marketing Platform コマンド行ツールを使用する予定の場合、以下の情報を入力します。
    • JDBC ドライバー・クラス
    • JDBC 接続 URL
    • JDBC ドライバー・クラスパス

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    Platform ユーティリティー設定 (続き)

    「選択」をクリックし、Java™ がインストールされているディレクトリーを指定します。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    データ・ソースの作成 インストーラーにより、Web アプリケーション・サーバー (WebSphere、WebLogic、 JBoss または Tomcat) に JDBC データ・ソースを作成できます。このデータ・ソースは、Marketing Platform Web アプリケーションが Marketing Platform システム・テーブルに接続するために必要です。インストーラーでこのステップを省略し、インストールの完了後に Web アプリケーション・サーバーの管理コンソールでデータ・ソースを作成することもできます。

    Marketing Platform データ・ソースの作成」チェック・ボックスにチェック・マークを付けた場合、インストーラーは、指定された情報を使用してデータ・ソースを作成します。

    • アプリケーション・サーバーが稼働している必要があります。
    • データ・ソースの名前を入力します。

      JNDI 名は、インストーラーが自動的に作成します (UnicaPlatformDS)。

    • アプリケーション・サーバーがインストールされているディレクトリーを入力します。

      WebSphere の場合、これは profiles ディレクトリーが含まれるディレクトリーです。このデータ・ソースを使用するには、インストーラーが終了した後に WebSphere を再始動する必要があります。

      WebLogic の場合、これは common ディレクトリーを含むディレクトリーです。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    アプリケーション・サーバーの情報 (WebSphere) アプリケーション・サーバーが WebSphere の場合にのみ適用されます。
    • Marketing Platform を配置するアプリケーション・サーバー・プロファイルを入力します。
    • プロファイルのサーバー名を入力します。
    • WebSphere のセキュリティーが有効な場合は、管理者のユーザー ID とパスワードを入力します。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    アプリケーション・サーバーの情報 (WebLogic) アプリケーション・サーバーが WebLogic の場合にのみ使用します。

    ドメイン・サーバー名および管理者のユーザー ID とパスワードを入力します。SSL が有効な場合は、ドメインの HTTP ポートを入力します。

    WebLogic 管理コンソールで、WebLogic にデータベース・ドライバー・クラスパスを追加する必要があることに注意してください。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    アプリケーション・サーバーの情報 (Tomcat)

    アプリケーション・サーバーが Tomcat の場合にのみ使用します

    Tomcat インストールと Tomcat インスタンス・パスを入力します。

    「次へ」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    デフォルト・ロケール

    インストール環境のためのデフォルト・ロケールを選択します。デフォルトで英語が選択されます。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    IBM Cognos 11 BI の場所

    「Platform のコンポーネント」ウィンドウで Cognos レポートのインストールを選択した場合にこのウィンドウが表示されます。

    「選択」をクリックし、IBM Cognos 11 BI がインストールされているディレクトリーを指定します。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    プリインストールのサマリー

    インストール・プロセスで追加した値を検討して確認します。

    「インストール」をクリックして、インストール・プロセスを開始します。

    Marketing Platform インストーラーが開きます。

    インストール完了

    「完了」をクリックして Marketing Platform インストーラーを閉じ、スイート・インストーラーに戻ります。

  5. IBM Marketing Software インストーラーの指示に従い、Marketing Platform のインストールを完了させます。 以下の表にある情報を使用して、IBM Marketing Software インストーラーの各ウィンドウで該当するアクションを実行します。
    表 3. IBM Marketing Software インストーラーの GUI
    ウィンドウ 説明
    デプロイメント EAR ファイル

    IBM Marketing Software 製品を配置するために、エンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルを作成するかどうかを指定します。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    EAR ファイルのパッケージ化

    「デプロイメント EAR ファイル」ウィンドウで「デプロイメントのために EAR ファイルを作成します」を選択した場合、 このウィンドウが表示されます。

    EAR ファイルにパッケージ化するアプリケーションを選択します。

    EAR ファイルの詳細
    EAR ファイルに関する以下の情報を入力します。
    • エンタープライズ・アプリケーション ID
    • 表示名
    • 説明
    • EAR ファイル・パス
    EAR ファイルの詳細 (続き)

    「はい」または「いいえ」を選択して、追加の EAR ファイルを作成します。「はい」を選択した場合、新しい EAR ファイルに関する詳細を入力する必要があります。

    「進む」をクリックして、製品のインストールを完了します。

    デプロイメント EAR ファイル

    別の EAR ファイルを作成して IBM Marketing Software 製品をデプロイするかどうかを指定してください。

    「進む」をクリックして、次のウィンドウに移動します。

    インストール完了

    このウィンドウには、インストールで作成したログ・ファイルの場所が示されます。インストーラーを終了すると、このログ・ファイルを表示できます。

    いずれかのインストール詳細を変更する場合は、「戻る」をクリックします。

    「完了」をクリックして、スイート・インストーラーを閉じます。