コンソール・モードを使用した Marketing Platform のインストール

コンソール・モードを使用すると、コマンド・ライン・ウィンドウを使って Marketing Platform をインストールできます。コマンド・ライン・ウィンドウでは、各種オプションを選択して、インストールする製品の選択や、インストール用のホーム・ディレクトリーの選択などのタスクを実行できます。

始める前に

Marketing Platform をインストールする前に、必ず以下を構成しておいてください。
  • アプリケーション・サーバー・プロファイル
  • データベース・スキーマ

コンソール・モードでインストーラー画面を正しく表示するには、UTF-8 文字エンコードをサポートするように端末ソフトウェアを構成してください。ANSI などその他の文字エンコードではテキストが正しくレンダリングされず、これらの文字エンコードを使用した一部の情報が読み取れなくなります。

手順

  1. コマンド・ライン・プロンプト・ウィンドウを開いて、Marketing Platform インストーラーと、IBM® Marketing Software インストーラーを保存したディレクトリーにナビゲートします。
  2. 以下のアクションのいずれか 1 つを実行して、IBM Marketing Software インストーラーを実行します。
    • Windows の場合、次のコマンドを入力します。

      ibm_ims_installer_full_name -i console

      例えば、次のようになります。 IBM_Marketing_Software_Installer_11.1.0.0_win.exe -i console

    • UNIX の場合、ibm_ims_installer_full_name.sh ファイルを呼び出します。

      以下に例を示します。 IBM_Marketing_Software_Installer_11.1.0.0.sh

  3. コマンド・ライン・プロンプトに表示される指示に従ってください。コマンド・ライン・プロンプトでオプションを選択しなければならないときは、以下のガイドラインを使用します。
    • デフォルト・オプションはシンボル [X] で定義されます。
    • オプションを選択またはクリアするには、そのオプションに定義されている番号を入力して、Enter キーを押します。
    例えば、インストール可能なコンポーネントが以下のリストに表示されていると想定します。
    • 1 [X] Marketing Platform
    • 2 [X] Campaign
    • 3 [ ] Contact Optimization
    • 4 [ ] Distributed Marketing

    Distributed Marketing をインストールし、Campaign をインストールしない場合、次のコマンドを入力します。 2,4

    すると、選択したオプションが以下のリストのように表示されます。

    • 1 [X] Marketing Platform
    • 2 [ ] Campaign
    • 3 [ ] Contact Optimization
    • 4 [X] Distributed Marketing
    注: Marketing Platform のオプションは、既にインストール済みである場合を除いて、クリアしないでください。
  4. IBM Marketing Software インストーラーにより、インストール・プロセス中に Marketing Platform インストーラーが開始されます。Marketing Platform インストーラーのコマンド・ライン・プロンプト・ウィンドウの指示に従ってください。
  5. Marketing Platform インストーラーのコマンド・ライン・プロンプト・ウィンドウで quit を入力すると、ウィンドウはシャットダウンします。IBM Marketing Software インストーラーのコマンド・ライン・プロンプト・ウィンドウの指示に従って、Marketing Platform のインストールを完了します。
    注: インストールの間にエラーが発生した場合、ログ・ファイルが生成されます。このログ・ファイルを表示するには、インストーラーを終了する必要があります。