eMessage | partition | partition[n] | responseContactTracker

このカテゴリーのプロパティーは、Response and Contact Tracker (RCT) の動作を指定します。RCT は、E メール・コンタクト、E メール配信、および受信者のレスポンス (例えば、リンクのクリックとオープンなど) に関するデータを取り出し、処理します。

pauseCustomerPremisesTracking

説明

eMessage は、コンタクトとレスポンスのデータを IBM® Marketing Software Hosted Services 内のキューに保管します。このプロパティーを使用すると、RCT に IBM Marketing Software Hosted Services からのデータの取得を一時的に停止するよう指示できます。トラッキングを再開すると、蓄積されたデータが RCT によりダウンロードされます。

デフォルト値

False

有効な値

True | False

waitTimeToCheckForDataAvailability

説明

RCT は、E メール・コンタクトまたは受信者レスポンスに関して、新規データの有無を定期的に検査します。このプロパティーを使用すると、RCT が IBM Marketing Software Hosted Services 内の新規データの有無を検査する頻度を秒単位で指定できます。デフォルト値は 300 秒、つまり 5 分ごとです。

デフォルト値

300

有効な値

1 より大きい整数。

perfLogInterval

説明

このプロパティーを使用すると、パフォーマンス統計を RCT によってログ・ファイルに記録する頻度を指定できます。入力した値によって、ログ項目間のバッチの数が決まります。

デフォルト値

10

有効な値

0 より大きい整数。

enableSeparatePartialResponseDataTracking

説明

このプロパティーは、eMessage で、部分的な E メール・レスポンス・データをローカル eMessage インストール済み環境内のトラッキング・テーブルに転送するかどうかを決定します。

eMessage で E メール・レスポンスを正しく属性付けするには、メール配信インスタンス ID とメッセージ・シーケンス番号が必要です。enableSeparatePartialResponseDataTracking を True に設定すると、eMessage は不完全なレスポンスを別個のローカル・トラッキング・テーブルに入れます。このテーブルで、それらのレスポンスを確認するか追加の処理を行うことができます。

デフォルト値

True

有効な値

True | False

enableExecutionHistoryDataTracking

説明

このプロパティーは、追加のメール配信の実行の履歴データを IBM Marketing Software Hosted Services からダウンロードできるかどうかを制御します。

デフォルトで、このプロパティーは追加データのダウンロードを許可しない False に設定されています。このプロパティーを True に設定すると、 通常は eMessage システム・テーブルに入力されないメール配信の実行に関するデータをダウンロードできるようになります。この補足情報は、メール配信やデータベース管理を自動化するために使用できます。

このプロパティーは、デフォルトでは非表示になっています。この構成プロパティーは、emessage\tools ディレクトリーにある switch_config_visibility.bat スクリプトを実行することで、eMessage ローカルの インストール環境で表示できます。

メール配信実行の履歴データに対するアクセスは、IBM から要求することによって可能となります。追加のメール配信実行の履歴データに対するアクセスを要求するには、eacctsvc@us.ibm.com で、IBM 担当者に連絡してください。

デフォルト値
False
有効な値

True | False