Campaign | campaignClustering
クラスター化リスナー構成がある場合は、これらのプロパティーを設定します。これらのプロパティーは、Campaign のインスタンスごとに 1 回ずつ設定します。 パーティションごとに設定する必要はありません。
enableClustering
- 構成カテゴリー
- Campaign|campaignClustering
- 説明
-
単一のリスナーがある場合は、値を FALSE に設定されたままにしておきます。こうすると、このカテゴリーにある他のすべてのプロパティーは、単一ノード構成に当てはまらないため無視されます。
クラスター化リスナー構成の場合、値を TRUE に設定し、このカテゴリー内の他のプロパティーを構成し、Campaign|unicaACListener|node[n] の下のリスナー・ノードを構成します。この値が TRUE の場合、1 つ以上の子ノードを定義する必要があります。子ノードを 1 つも定義しない場合、始動時にエラーが発生します。
値が TRUE の場合、Campaign|unicaACListener のプロパティーである次のプロパティーは無視され、代わりに Campaign|unicaACListener|node[n] の下の個別の各ノードに対して定義されます。serverHost、serverPort、serverPort2、useSSLForPort2。
- デフォルト値
-
FALSE
- 有効な値
-
TRUE|FALSE
masterListenerLoggingLevel
- 構成カテゴリー
- Campaign|campaignClustering
- 説明
-
このプロパティーは enableClustering が TRUE の場合のみ適用されます。このプロパティーは、マスター・リスナーのログ・ファイル (<campaignSharedHome>/logs/masterlistener.log) に書き込む詳細の量を制御します。
デフォルト値の LOW は、詳細の量が最も少なくなります (最重大エラー・メッセージのみが書き込まれます)。ALL にはトレース・デバッグ・メッセージも含まれ、これは診断を目的としています。
- デフォルト値
-
MEDIUM
- 有効な値
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LOW|MEDIUM|HIGH|ALL
masterListenerHeartbeatInterval
- 構成カテゴリー
- Campaign|campaignClustering
- 説明
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このプロパティーは enableClustering が TRUE の場合のみ適用されます。このプロパティーは、マスター・リスナーに影響を与えます。マスター・リスナーが、使用可能かどうかを識別するために構成済みのすべてのリスナー・ノードへの接続を試行する頻度を指定します。使用可能かどうか識別するためにマスター・リスナーがノードに接続すると、マスター・リスナーが稼働していることを知らせるハートビート・メッセージも送信します。そのためこのプロパティーには、(1) マスター・リスナーからのハートビート (2) 各リスナー・ノードからの状況応答の 2 つの目的があります。
- デフォルト値
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10 秒
webServerDelayBetweenRetries
- 構成カテゴリー
- Campaign|campaignClustering
- 説明
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このプロパティーは enableClustering が TRUE の場合のみ適用されます。このプロパティーは、IBM® Campaign Web アプリケーション・サーバーが IBM Campaign リスナーに接続を試みる際の各再試行の間の遅延時間を指定します。
- デフォルト値
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5 秒
webServerRetryAttempts
- 構成カテゴリー
- Campaign|campaignClustering
- 説明
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このプロパティーは enableClustering が TRUE の場合のみ適用されます。このプロパティーは、IBM Campaign Web アプリケーション・サーバーが IBM Campaign リスナーに接続を試みる回数を示します。
- デフォルト値
-
3
masterListenerloggingCategories
- 構成カテゴリー
- Campaign|campaignClustering
- 説明
このプロパティーは、Campaign マスター・リスナーのログ・ファイルに書き込まれるメッセージのカテゴリーを指定します。
masterListenerloggingCategories プロパティーを masterListenerLoggingLevel プロパティーと組み合わせて、選択したすべてのカテゴリーを対象に、ログに記録するメッセージの重大度を決定します。
コンマ区切りリストに 1 つ以上のカテゴリーを指定します。すべてのカテゴリーのログを含めるには、ALL オプションを使用します。
- デフォルト値
ALL
- 有効な値
- 注: 下記では、各構成値の後に、対応するログ・オプションを括弧で囲んで示します。
ALL
FILE_ACCESS (ファイル操作)
GENERAL (その他)
COMMANDS (外部インターフェース)