Marketing Operations | umoConfiguration | markup

これらのプロパティーは、マークアップ・オプションを指定します。IBM® Marketing Operations には、添付ファイルのコメントを作成するためのマークアップ・ツールが用意されています。Adobe Acrobat マークアップまたはネイティブ Marketing Operations マークアップのいずれかを使用できます。使用するオプションを構成するには、このカテゴリーのプロパティーを使用します。

markupServerType

説明

使用するマークアップ・オプションを決定します。

有効な値
  • SOAP を指定すると、ユーザーは PDF 文書のマークアップを編集および表示できます。Adobe マークアップには Acrobat Professional が必要です。これを指定した場合、ユーザーはネイティブ Marketing Operations メソッドを使用して Web ブラウザーで以前に作成されたマークアップを表示できません。

    SOAP を指定する場合は、markupServerURL パラメーターも構成する必要があります。

    SOAP を指定する場合、Adobe Acrobat がインストールされているディレクトリーの JavaScripts サブディレクトリーにコピーされたカスタマイズ済み UMO_Markup_Collaboration.js を削除する必要があります。以下に例を示します。C:\Program files (x86)\Adobe\Acrobat 10.0\Acrobat\Javascripts\UMO_Markup_Collaboration.js。このファイルは不要になりました。

  • MCM を指定すると、ユーザーが Web ブラウザーでマークアップを編集および表示できるネイティブ Marketing Operations マークアップ・メソッドを使用できます。これを指定した場合、ユーザーは、以前に Adobe Acrobat を使用して PDF で作成されたマークアップを編集することも表示することもできません。

  • ブランクの場合、マークアップ機能は無効になり、「マークアップの表示/追加」リンクは表示されません。

デフォルト値

MCM

markupServerURL

説明

markupServerType = SOAP に依存します。

マークアップ・サーバーをホストするコンピューターの URL を設定します (Web アプリケーション・サーバーが listen に使用するポートの番号を含みます)。この URL には、完全修飾ホスト名が含まれていなければなりません。

HTTP または HTTPS プロトコルのロケーターを受け入れます。

デフォルト値

http://<server>:<port>/plan/services/collabService?wsdl

instantMarkupFileConversion

説明

True の場合、IBM Marketing Operations は、ユーザーがマークアップの項目を初めて開くときに PDF 添付資料からイメージへの変換を実行するのではなく、PDF 添付資料がアップロードされるとすぐにこの変換を実行します。

有効な値

True | False

デフォルト値

False