プロセス、ブランチ、またはフローチャートのテスト実行

逐次、エラーをトラブルシューティングできるように、フローチャートを作成しながらテスト実行を行います。そして、フローチャート内にエラーがあれば、それらのレポートを参照することができます。

始める前に

編集したフローチャートは、テスト実行を行う前に必ず保存してください。テスト実行を行うときは、以下の点に留意してください。
  • テスト実行では、テーブルもファイルも更新されません。ただし、テスト実行の完了時にトリガーが実行され、またグローバル抑制が適用されます。
  • オプション「詳細設定」 > 「テスト実行設定」 > 「出力を有効にする」は、テスト実行の際に出力を生成するかどうかを指定します。
  • データ操作プロセス (選択、マージ、抽出、オーディエンス) をテスト実行するときには、レコード数を制限できます。プロセス構成ダイアログの「セル・サイズの制限」タブにある「出力セル・サイズの上限指定」オプションを使用します。
  • 前のテスト実行の結果は失われます。
  • アップストリーム・プロセスからのデータが必要なプロセスの場合は、通常、アップストリーム・プロセスを先に実行して、ダウンストリーム・プロセスにデータを提供する必要があります。

手順

  1. フローチャートを「編集」モードで開きます。
  2. プロセスまたはブランチをテスト実行するには、プロセスを右クリックし、「実行」メニュー 矢印 を開き、「選択したプロセスのテスト実行」または「選択したブランチのテスト実行」を選択します。
  3. フローチャート全体をテスト実行するには、ツールバーの「実行」メニュー 矢印 を開き、「フローチャートのテスト実行」を選択します。

    プロセス、ブランチ、またはフローチャートがテスト・モードで実行されます。正常に実行されたプロセスには、それぞれ緑色のチェック・マークが表示されます。エラーがある場合は、プロセスに赤い「X」が表示されます。

  4. 実行を一時停止または停止する場合は、プロセス・ボックスを右クリックし、「実行」メニューから「一時停止」または「停止」を選択します。
  5. ツールバーのいずれかの「保存」オプションを使用します。フローチャートのテスト実行が終了する前に「保存して終了」をクリックした場合、フローチャートの実行は続けられ、実行が終了した後にフローチャートは保存されます。フローチャートがまだ実行している間に誰かがそのフローチャートを再オープンした場合、そのフローチャートに加えられた変更はすべて失われます。このため、フローチャートは実行前に必ず保存するようにしてください。
  6. 実行時のエラーの有無を調べるには、「分析」タブをクリックし、「Campaign フローチャート・ステータス・サマリー」レポートを表示します。