定数の使用

マクロ関数のパラメーターのほとんどは数値定数、または数値定数に評価される式をとることができます (ストリングを処理するマクロ関数はストリング定数をとることができる)。

レコードごとに操作を実行するマクロ関数 (例えば、2 つの数値列の加算) の場合、定数を使用するということは、各行にその定数値を含む列を指定することと同じです。基本的に、入力パラメーターとして定数が指定されると、その定数は入力と同じ長さまで拡張されます。

一部のマクロ関数は、ASCII テキスト・ストリングと数値定数をとることができます。数値定数と ASCII テキスト・ストリングの両方をとることができるパラメーターは、各マクロ関数の「パラメーター」セクションでそのように記載されています。

以下の表に例を示します。

関数定義 定数の解釈
PERCENT_UTILIZ = (CURR_BAL*100)/ CREDIT_LIM 定数 100 は、CURR_BAL 列と同数の行を含み、各行に定数 100 を含む列として解釈されます。ユーザー定義フィールド PERCENT_UTILIZ には、CURR_BAL の各値に 100 を掛け、CREDIT_LIM の各値で割った値が含まれます。
NAME = STRING_CONCAT ("Mr. ", LAST_NAME) 定数 "Mr." は、LAST_NAME 列と同数の行を含み、各行に定数 "Mr." を含む列として解釈されます。ユーザー定義フィールド NAME には、LAST_NAME の各テキスト・ストリングの前に "Mr." を付加した値が含まれます。