STRING_TAIL マクロ

(計算内容) STRING_TAIL マクロは IBM® Campaign でのみ使用可能です。

構文

STRING_TAIL(num_chars, data)

パラメーター

num_chars

data の各ストリングの末尾から返される文字の数。これは、ゼロより大きい正整数である必要があります。

data

ASCII テキスト・ストリング値。これは引用符で囲んだ ASCII テキスト、テキスト列、テキストを含んだセル範囲、または上記のいずれかを評価する式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。

説明

STRING_TAIL は、指定されたデータ範囲の各ストリング値から最後の num_chars 文字を返します。すべてのストリング値には、最長の列と同じ長さになるまでヌル文字「\0」が埋め込まれます。次に、最後の num_chars が各ストリングから返されます。num_chars がテキスト・ストリング内の文字数より大きい場合は、テキスト・ストリング全体が返されます。

TEMP = STRING_TAIL(3, "JAN 15, 1997")

997」という ASCII テキスト・ストリングを含む新しい列を TEMP という名前で作成します。

TEMP = STRING_TAIL(10, "Pressure")

Pressure」という ASCII テキスト・ストリングを含む新しい列を TEMP という名前で作成します。

TEMP = STRING_TAIL(5, V1)

V1 列の各ストリングの最後の 5 文字を含む新しい列を TEMP という名前で作成します。

TEMP = STRING_TAIL(1, V1:V3)

TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の対応する行のストリングの最後の文字であり、VX 列の値は V2 列の対応する行のストリングの最後の文字であり、VY 列の値は V3 列の対応する行のストリングの最後の文字です。

TEMP = STRING_TAIL(12, V4[1:50]:V6]

TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の 1 から 50 行のストリングの最後の 12 文字であり、VX 列の値は V2 列の 1 から 50 行のストリングの最後の 12 文字であり、VY 列の値は V3 列の 1 から 50 行のストリングの最後の 12 文字です。

関連関数

機能 説明
STRING_CONCAT 指定されたデータ範囲の 2 つのテキスト・ストリングを連結します
STRING_HEAD 指定されたデータ範囲の各ストリングの先頭の n 文字を戻します
STRING_LENGTH 指定されたデータ範囲の各ストリングの長さを戻します
STRING_SEG 指定された 2 つの指標の間のストリング・セグメントを戻します