STRING_SEG マクロ
(計算内容) STRING_SEG マクロは IBM® Campaign でのみ使用可能です。
構文
STRING_SEG(from, to, data)パラメーター
from
ストリングからストリング・セグメントを抽出する場合に、開始位置をストリングの先頭からオフセットする文字数。これは、ゼロより大きく、to より小さい正整数でなければなりません。そうでない場合、STRING_SEG から空ストリングが返されます。
to
ストリングからストリング・セグメントを抽出する場合に、停止位置をストリングの先頭からオフセットする文字数。これは、from 以上の正整数である必要があります。to と from が等しい場合 (なおかつ、to がストリングの長さ以下である場合)、1 文字が返されます。
data
ASCII テキスト・ストリング値。これは引用符で囲んだ ASCII テキスト、テキスト列、テキストを含んだセル範囲、または上記のいずれかを評価する式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
説明
STRING_SEG は、指定されたデータ範囲の各ストリング値から、2 つの指標間のストリング・セグメントを返します。from がストリングの長さより大きい場合、何も返されません。to がストリングの長さより大きい場合、from 以降のすべての文字が返されます。
例
TEMP = STRING_SEG(1, 6, "JAN 15, 1997") 「Jan 15」という ASCII テキスト・ストリングを含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = STRING_SEG(5, 20, "Pressure") 「sure」という ASCII テキスト・ストリングを含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = STRING_SEG(5, 6, V1) V1 列の各ストリングの 5 番目と 6 番目の文字を含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = STRING_SEG(10, 20, V1:V3) TEMP、VX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の対応する行のストリングの 10 文字目から 20 文字目であり、VX 列の値は V2 列の対応する行のストリングの 10 文字目から 20 文字目であり、VY 列の値は V3 列の対応する行のストリングの 10 文字目から 20 文字目です。 |
TEMP = STRING_SEG(5, 10, V4[1:50]:V6] TEMP、VX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の 1 から 50 行のストリングの 5 文字目から 10 文字目であり、VX 列の値は V2 列の 1 から 50 行のストリングの 5 文字目から 10 文字目であり、VY 列の値は V3 列の 1 から 50 行のストリングの 5 文字目から 10 文字目です。 |
関連関数
機能 | 説明 |
---|---|
STRING_CONCAT | 指定されたデータ範囲の 2 つのテキスト・ストリングを連結します |
STRING_HEAD | 指定されたデータ範囲の各ストリングの先頭の n 文字を戻します |
STRING_LENGTH | 指定されたデータ範囲の各ストリングの長さを戻します |
STRING_TAIL | 指定されたデータ範囲の各ストリングの末尾の n 文字を戻します |