STRING_CONCAT マクロ
(計算内容) STRING_CONCAT マクロは、IBM® Campaign および IBM Interact で使用可能です。
構文
STRING_CONCAT(string1, string2, ... stringN)パラメーター
string
連結する ASCII テキスト・ストリング。これは引用符で囲んだ ASCII テキスト、テキスト列、テキストを含んだセル範囲、または上記のいずれかを評価する式になります。string のフォーマット定義 (data と同じ) については、製品の「マクロの使用法」の章の「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
説明
STRING_CONCAT は、指定されたデータ範囲の ASCII テキスト値を連結します。各入力列に対して、strings の対応する行からの連結したストリングをそれぞれ含む新しい列を返します。この行ごとの計算は、最短の列の最後の値までの各行の結果を生成します。
IBM Interact は、以下の構文もサポートしています。
STRING_CONCAT( string1 , string2 , ... stringN )例えば、 STRING_CONCAT('a', 'b', 'c', 'd') は有効です。
例
TEMP = STRING_CONCAT("house", "boat") 「houseboat」という ASCII テキスト・ストリングを含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = STRING_CONCAT(V1, ".") 各行に V1 列の対応する行の ASCII テキスト・ストリングにピリオドを追加したものを含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = STRING_CONCAT(V1, V2) 各行に V1 列の ASCII テキスト・ストリングと V2 列のテキスト・ストリングを連結したものを含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = STRING_CONCAT(V1:V3, V4:V6) TEMP、VX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列と V4 列の対応する行のストリングを連結したもの、VX 列の値は V2 列と V5 列の対応する行のストリングを連結したもの、VY 列の値は V3 列と V6 列の対応する行のストリングを連結したものです。 |
TEMP = STRING_CONCAT(V1[5:10]:V2, V3:V4) 新しい列を 2 つ、TEMP および VX という名前で作成します。TEMP 列の値は、V1 列の 5 から 10 行のストリングと V3 列の 1 から 6 行のストリングを連結したものです。VX の値は、V2 列の 5 から 10 行のストリングと V4 列の 1 から 6 行のストリングを連結したものです。 |
TEMP = STRING_CONCAT('a', 'b', 'c', 'd') 「abcd」という ASCII テキスト・ストリングを含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
関連関数
機能 | 説明 |
---|---|
STRING_HEAD | 指定されたデータ範囲の各ストリングの先頭の n 文字を戻します |
STRING_LENGTH | 指定されたデータ範囲の各ストリングの長さを戻します |
STRING_SEG | 指定された 2 つの指標の間のストリング・セグメントを戻します |
STRING_TAIL | 指定されたデータ範囲の各ストリングの末尾の n 文字を戻します |