RANDOM_GAUSS マクロ
(計算内容) RANDOM_GAUSS マクロは IBM® Campaign でのみ使用可能です。
構文
RANDOM_GAUSS(num [, seed]) RANDOM_GAUSS(num, mean, std [, seed])パラメーター
num
生成する乱数の数。この値は、ゼロより大きい正整数である必要があります。
mean
ガウス分布の平均。これは、任意の定数値、または定数に評価される式になります。このパラメーターを指定しない場合、デフォルトは 0 です。
std
ガウス分布の標準偏差。これは、任意の定数値、または定数に評価される式になります。このパラメーターを指定しない場合、デフォルトは 1 です。
seed
乱数の生成に使用するオプションのシード。これは整数でなければなりません。(非整数値を指定すると、代わりに値のフロアが自動的に使用されます。)
説明
RANDOM_GAUSS は、ガウス分布に基づく乱数の列を生成します。num 個の乱数が入った 1 つの新しい列を作成して返します。mean と std を指定した場合、指定した平均と標準偏差によるガウス分布を使用して乱数が生成されます。指定しない場合、デフォルトのガウス分布では平均 0 と標準偏差 1 が使用されます。seed を指定すると、乱数発生ルーチンのシードとしてそれが使用されます。
例
TEMP = RANDOM_GAUSS(100) 平均 0、標準偏差 1 のガウス分布によりランダムにサンプルされた値が 100 含まれる新しい列を TEMP という名前で 1 つ作成します。 |
TEMP = RANDOM_GAUSS(500, 3) 平均 0、標準偏差 1 のガウス分布によりランダムにサンプルされた値が 100 含まれる新しい列を TEMP という名前で 1 つ作成します。数値 3 が乱数発生ルーチンのシードとして使用されます。 |
TEMP = RANDOM_GAUSS(5000, 100, 32) 平均 100、標準偏差 32 のガウス分布によりランダムにサンプルされた値が 5000 含まれる新しい列を TEMP という名前で 1 つ作成します。 |
TEMP = RANDOM_GAUSS(500, -1, 2, 3) 平均 -1、標準偏差 2 のガウス分布によりランダムにサンプルされた値が 500 含まれる新しい列を TEMP という名前で 1 つ作成します。数値 3 が乱数発生ルーチンのシードとして使用されます。 |
関連関数
機能 | 説明 |
---|---|
RANDOM | 指定された数の乱数を戻します |