RANDOM マクロ

(計算内容) RANDOM マクロは IBM® Campaign でのみ使用可能です。

構文

RANDOM(num [, seed]) RANDOM(num, value1, value2 [, seed])

パラメーター

num

生成する乱数の数。この値は、ゼロより大きい正整数である必要があります。

value1

生成する乱数の境界。これは、任意の定数値、または定数に評価される式になります。このパラメーターを指定しない場合、デフォルトは 0 です。

value2

生成する乱数のもう一方の境界。これは、任意の定数値、または定数に評価される式になります。このパラメーターを指定しない場合、デフォルトは 1 です。

seed

乱数の生成に使用するオプションのシード。これは整数でなければなりません。

説明

RANDOM は、乱数の列を生成します。num 個の乱数が入った 1 つの新しい列を作成して返します。value1value2 を指定した場合、2 つの値の範囲内 (2 つの値を含む) で乱数が生成されます。指定しない場合、デフォルトとして 0 と 1 の間で乱数が生成されます。seed を指定すると、乱数発生ルーチンのシードとしてそれが使用されます。

注: seed 以上の場合、その値は 2 32- 1 で置き換えられます。 より大きい seed の値は丸められます (すなわち、精度が失われます)。そのため、複数の値が最終的に同じ seed 値になる場合があります。

TEMP = RANDOM()

長さに制限のない乱数を含む新しい列を TEMP という名前で 1 つ作成します。

TEMP = RANDOM(100)

0.0 から 1.0 の間の乱数が 100 含まれる新しい列を TEMP という名前で 1 つ作成します。

TEMP = RANDOM(100, 5943049)

シード数 5943049 から生成された乱数が 100 含まれる新しい列を TEMP という名前で 1 つ作成します。

TEMP = RANDOM(100, 0, 100)

0 から 100.0 の間の乱数が 100 含まれる新しい列を TEMP という名前で 1 つ作成します。

TEMP = RANDOM(100, 0, 100, 5943049)

シード数 5943049 から生成された -0 から 100 の間の乱数が 100 含まれる新しい列を TEMP という名前で 1 つ作成します。

関連関数

機能 説明
RANDOM_GAUSS ガウス分布からのランダムな値を指定された数戻します