NOT マクロ
(計算内容) NOT マクロは、IBM® Campaign および IBM Interact で使用可能です。
構文
NOT(data) ! dataパラメーター
data
論理 NOT を計算する数値。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
説明
NOT は、指定されたデータ範囲の値の論理 NOT を返します。入力列ごとに 1 つの新しい列を作成し、対応する入力列の値の論理 NOT をその列に入れて返します。この関数は、ゼロ以外の値に対してゼロを戻し、ゼロの値に対して 1 を戻します。
注: NOT 演算子は、感嘆符 (!) に簡略化できます。感嘆符をデータ値の前に使用します (例えば、NOT(V1) を指定する際、単に !V1 と入力できます)。
例
TEMP = NOT(3.2) または TEMP = !1 値 0 を含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = !0 または TEMP = !(2+2=3) TEMP という名前で値 1 を含む新しい列を作成します。 |
TEMP = !V1 各値が V1 列の値の論理 NOT である新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = !V1:V3 TEMP、VX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の値の論理 NOT であり、VX 列の値は V2 列の値の論理 NOT であり、VY 列の値は V3 列の値の論理 NOT です。 |
TEMP = !V1[10:20] V1 列の 10 行目から 20 行目にある値の論理 NOT が最初の 11 個のセルに含まれる新しい列を TEMP という名前で作成します。TEMP の他のセルは空です。 |
TEMP = !V1[1:5]:V2 TEMP および VX という名前で、それぞれ 1 から 5 行に値が入った (他のセルは空の) 新しい列 2 つを作成します。TEMP 列の値は、V1 列の対応する各行の値の論理 NOT です。VX 列の値は、V2 列の対応する各行の値の論理 NOT です。 |
関連関数
機能 | 説明 |
---|---|
AND | 指定された 2 つのデータ範囲の論理 AND を計算します |
INVERSE | 指定されたデータ範囲の内容の正負を反転させた値を計算します |
OR | 指定された 2 つのデータ範囲間の論理 OR を計算します |
SIGN | 指定されたデータ範囲の値の符号 (正または負) を求めます |