MAX マクロ
(計算内容) MAX マクロは、IBM® Campaign および IBM Interact で使用可能です。
構文
MAX(data [, keyword])パラメーター
data
最大値を計算する数値。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
keyword
このオプションのキーワードは、入力データ範囲に対して行われる計算方法を指定します。次のいずれかを選択します。
ALL - data のすべてのセルに計算を行います (デフォルト)。
COL - 以下の各列に別々に計算を行います: data
ROW - 以下の各列に別々に計算を行います: data
IBM Campaign のキーワードの使用について詳しくは、 フォーマットの仕様 を参照してください。
説明
MAX は、指定されたデータ範囲の値の最大値を計算します。最大値を含む新しい列 1 つを戻します。
例
TEMP = MAX(3) または TEMP = MAX(3, ALL) 値 3 を含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = MAX(V1) V1 列の内容の最大値である単一値を含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = MAX(V1:V3) V1、V2、V3 の各列の最大値である単一値を含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = MAX(V1[10:20]) V1 列の 10 から 20 行のセルの最大値である単一値を含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = MAX(V1[1:5]:V4) V1 から V4 列の 1 から 5 行のセルの最大値である単一値を含む新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = MAX(V1:V3, COL) TEMP、VX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の単一値は V1 列の内容の最大値であり、VX 列の単一値は V2 列の内容の最大値であり、VY 列の単一値は V3 列の内容の最大値です。 |
TEMP = MAX(V1[1:5]:V3, COL) 新しい列を 3 つ、それぞれに単一値を含めて TEMP、VX、VY という名前で作成します。TEMP 列の値は V1 列の 1 から 5 行のセルの最大値であり、VX 列の値は V2, 列の 1 から 5 行のセルの最大値であり、VY 列の値は V3 列の 1 から 5 行のセルの最大値です。 |
TEMP = MAX(V1:V3, ROW) 各セル項目が V1、V2、および V3 列の対応する行の最大値である新しい列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = MAX(V1[10:20]:V3, ROW) V1 から V3 列の 10 行目から 20 行目にある値の最大値が最初の 11 個のセルに含まれる新しい列を TEMP という名前で作成します。TEMP の他のセルは空です。 |
関連関数
機能 | 説明 |
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MIN | セルの範囲の最小値を計算します |