LOG10 マクロ

(計算内容) LOG10 マクロは IBM® Campaign でのみ使用可能です。

構文

LOG10(data)

パラメーター

data

常用対数を計算する数値。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。

説明

LOG10 は、指定されたデータ範囲の値の基底 10 対数を計算します。各入力列に対して、それぞれ対応する入力列の数の常用対数を含む新しい列を戻します。

注: 指定されたデータ範囲内のすべての値は 0 より大きくなくてはなりません。それ以外の場合、無効な各入力値に対して空白セルが戻されます。

TEMP = LOG10(100)

TEMP という名前で値 2 を含む新しい列を作成します。

TEMP = LOG10(V1)

各値が列 V1 の内容の基底 10 対数である新しい列を TEMP という名前で作成します。

TEMP = LOG10(V1:V3)

TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の内容の基底 10 対数であり、VX 列の値は V2 列の内容の基底 10 対数であり、VY 列の値は V3 列の内容の基底 10 対数です。

TEMP = LOG10(V1[10:20])

V1 列の 10 行目から 20 行目にある値の基底 10 対数が最初の 11 個のセルに含まれる新しい列を TEMP という名前で作成します。TEMP の他のセルは空です。

TEMP = LOG10(V1[1:5]:V2)

TEMP および VX という名前で、それぞれ 1 から 5 行に値が入った (他のセルは空の) 新しい列 2 つを作成します。TEMP 列の値は、V1 列の対応する各行の基底 10 対数です。VX 列の値は、V2 列の対応する各行の基底 10 対数です。

関連関数

機能 説明
LN または LOG 指定されたデータ範囲の内容の自然対数を計算します
LOG2 指定されたデータ範囲の内容の二進対数を計算します
POW べき指数