ISODD マクロ

(計算内容) ISODD マクロは IBM® Campaign でのみ使用可能です。

構文

ISODD(data)

パラメーター

data

奇数かどうかテストする数値。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。

説明

ISODD は、指定されたデータ・セットの各値が奇数かどうかテストします。各入力列に対して、すべての奇数値 (すなわち、値を 2 で割った余りが 1 の値) に対して 1 を含み、すべての非奇数値 (すなわち、偶数値) に対して 0 を含む新しい列を戻します。

注: 非整数値の場合は、最初に INT マクロ関数を適用します。例えば、ISODD(2.5) = 0となります (2 は奇数でないため)。

TEMP = ISODD(-3)

TEMP という名前で値 1 を含む新しい列を作成します。

TEMP = ISODD(V1)

TEMP という名前で、各値は V1 列の内容が奇数かどうかをテストした結果である新しい列を作成します。

TEMP = ISODD(V1:V3)

TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の内容が奇数かどうかテストした結果であり、VX 列の値は V2 列の内容が奇数かどうかテストした結果であり、VY 列の値は V3 列の内容が奇数かどうかテストした結果です。

TEMP = ISODD(V1[10:20])

TEMP という名前で、最初の 11 個のセルに V1 列の 10 から 20 行までの値が奇数かどうかテストした結果を含む新しい列を作成します。TEMP の他のセルは空です。

TEMP = ISODD(V1[1:5]:V2)

TEMP および VX という名前で、それぞれ 1 から 5 行に値が入った (他のセルは空の) 新しい列 2 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の対応する行が奇数かどうかテストした結果で、VX 列の値は V2 列の対応する行が奇数かどうかテストした結果です。

関連関数

機能 説明
ISEVEN 入力値が偶数 (すなわち、2 で割り切れる) かどうかテストします