ISEVEN マクロ

(計算内容) ISEVEN マクロは IBM® Campaign でのみ使用可能です。

構文

ISEVEN(data)

パラメーター

data

偶数かどうかテストする数値。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。

説明

ISEVEN は、指定されたデータ・セットの各値が偶数かどうかをテストします。各入力列に対して、すべての偶数値 (すなわち、値を 2 で割った余りが 0 の値) に対して 1 を含み、すべての非偶数値 (すなわち、奇数値) に対して 0 を含む新しい列を戻します。

注: 非整数値の場合は、最初に INT マクロ関数を適用します。例えば、2 は偶数なので、ISEVEN(2.5) = 1 となります。

TEMP = ISEVEN(-3)

値 0 を含む新しい列を TEMP という名前で作成します。

TEMP = ISEVEN(V1)

各値が V1 列の内容が偶数かどうかをテストした結果である新しい列を TEMP という名前で作成します。

TEMP = ISEVEN(V1:V3)

TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の内容が偶数かどうかをテストした結果であり、VX 列の値は V2 列の内容が偶数かどうかをテストした結果であり、VY 列の値は V3 列の内容が偶数かどうかをテストした結果です。

TEMP = ISEVEN(V1[10:20])

最初の 11 個のセルに V1 列の 10 から 20 行までの値が偶数かどうかをテストした結果が含まれる新しい列を TEMP という名前で作成します。TEMP の他のセルは空です。

TEMP = ISEVEN(V1[1:5]:V2)

TEMP および VX という名前で、それぞれ 1 から 5 行に値が入った (他のセルは空の) 新しい列 2 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の対応する行が偶数かどうかをテストした結果であり、VX 列の値は V2 列の対応する行が偶数かどうかをテストした結果です。

関連関数

機能 説明
ISODD 入力値が奇数 (すなわち、2 で割り切れない) かどうかテストします