BIT_NOT マクロ

(計算内容) BIT_NOT マクロは、IBM® Campaign および IBM Interact で使用可能です。

構文

BIT_NOT data ~ data

パラメーター

data

ビット単位 NOT をとる、負でない整数です。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。

説明

BIT_NOT は、 指定されたデータ範囲の値のビット単位 NOT を計算します。入力列ごとに新しい列を 1 つ作成し、対応する data の列の値のビット単位 NOT をその列に入れて返します。

注: このマクロ関数の精度は、 未満の整数値に制限されています。負の値は許可されません。
注: data として各行に同じ数値 x を含む列を使用することは、data として定数 x を使用することと同じです。
注: BIT_NOT 演算子は、チルド (~) に簡略化できます。チルドをデータ値の前に使用します (例えば、BIT_NOT(V1) を指定する際、単に ~V1 と入力できます)。

TEMP = BIT_NOT 3 または TEMP = ~3

値 4 を含む新しい列を TEMP という名前で作成します (011 のビット単位 NOT をとると、100 になります)。

TEMP = ~V1

各値が列 V1 の内容のビット単位 NOT である新しい列を TEMP という名前で作成します。

TEMP = ~V1:V3

TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の内容のビット単位 NOT であり、VX 列の値は V2 列の内容のビット単位 NOT であり、VY 列の値は V3 列の内容のビット単位 NOT です。

TEMP = ~V1[100:200]

V1 列の 1 行目から 50 行目にある値のビット単位 NOT が最初の 101 のセルに含まれる新しい列を TEMP という名前で作成します。

関連関数

機能 説明
BIT_AND 指定された 2 つのデータ範囲間のビット単位 AND を計算します
BIT_OR 指定された 2 つのデータ範囲間のビット単位 OR を計算します
BIT_XOR または XOR 指定された 2 つのデータ範囲間のビット単位 XOR を計算します