ABS マクロ
ABS マクロは IBM® Campaign でのみ使用可能です。
構文
ABS(data)パラメーター
data
絶対値を計算する対象の数値です。このパラメーターには、定数値、列、セル範囲、またはこれらのタイプのいずれかに評価される式を指定できます。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
ABS は、指定されたデータ範囲の数値の絶対値を計算します。数値の絶対値とは、その値から符号を取り除いたものです (つまり、正数はそのまま、負数は正数として返されます)。ABS は、入力列ごとに新しい列を 1 つ返し、各列には対応する入力列の数値の絶対値が含まれています。
例
TEMP = ABS(-3) または TEMP = ABS(3) 値 3 を含む、TEMP という名前の列を作成します。 |
TEMP = ABS(V1) 各値が列 V1 の内容の絶対値である列を TEMP という名前で作成します。 |
TEMP = ABS(V1:V3) TEMP、VX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の内容の絶対値であり、VX 列の値は V2 列の内容の絶対値であり、VY 列の値は V3 列の内容の絶対値です。 |
TEMP = ABS(V1[10:20]) V1 列の 10 行目から 20 行目にある値の絶対値が最初の 11 のセルに含まれる列を TEMP という名前で作成します。TEMP の他のセルは空です。 |
TEMP = ABS(V1[1:5]:V2) TEMP および VX という名前で、それぞれ 1 から 5 行に値が入った (他のセルは空の) 新しい列 2 つを作成します。TEMP 列の値は、V1 列の対応する各行の絶対値です。VX 列の値は、V2 列の対応する各行の絶対値です。 |
関連関数
機能 | 説明 |
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SIGN | 指定されたデータ範囲の値の符号 (正または負) を求めます。 |