クロスセッション・レスポンス・トラッキング用のコンタクトおよびレスポンス履歴テーブルの構成

コンタクト履歴テーブルのコピーを作成する場合でも、Campaign システム・テーブル内の実際のテーブルを使用する場合でも、以下のステップを実行してコンタクト履歴テーブルとレスポンス履歴テーブルを構成する必要があります。

始める前に

以下のステップを実行する前に、Campaign でコンタクト履歴テーブルとレスポンス履歴テーブルを適切にマップする必要があります。

手順

  1. Interact 設計時環境インストール・ディレクトリーの interactDT/ddl/acifeatures ディレクトリーにある aci_lrnfeature SQL スクリプトを、Campaign システム・テーブル内の UA_DtlContactHist テーブルと UA_ResponseHistory テーブルに対して実行します。

    これにより、RTSelectionMethod 列が UA_DtlContactHist テーブルと UA_ResponseHistory テーブルに追加されます。オーディエンス・レベルごとにこれらのテーブルに対して aci_lrnfeature スクリプトを実行します。必要に応じて、各オーディエンス・レベルの適切なテーブルで使用するようにスクリプトを編集します。

  2. コンタクト履歴テーブルをランタイム環境にコピーする場合は、この時点で行います。

    クロスセッション・レスポンス・トラッキングをサポートするためにランタイム環境からアクセス可能な Campaign コンタクト履歴テーブルのコピーを作成する場合は、以下のガイドラインを使用してください。

    • クロスセッション・レスポンス・トラッキングには以下のテーブルへの読み取り専用アクセス権が必要です。
    • クロスセッション・レスポンス・トラッキングには Campaign コンタクト履歴の以下のテーブルが必要です。

      • UA_DtlContactHist (オーディエンス・レベルごと)
      • UA_Treatment

      正確なレスポンス・トラッキングを行うには、これらのテーブル内のデータを定期的に更新する必要があります。

  3. コンタクトおよびレスポンス履歴データ・ソースに対して、Interact ランタイム環境インストール・ディレクトリーの ddl ディレクトリーにある aci_crhtab SQL スクリプトを実行します。

    このスクリプトにより、UACI_XsessResponse テーブルと UACI_CRHTAB_Ver テーブルが作成されます。

  4. 各オーディエンス・レベルの UACI_XsessResponse テーブル・バージョンを作成します。

タスクの結果

クロスセッション・レスポンス・トラッキングのパフォーマンスを向上させるために、コンタクト履歴データをコピーする方法によって、または Campaign コンタクト履歴テーブルの表示を構成することによって、コンタクト履歴データの量を制限できます。例えば、オファーの有効期間を 30 日以下とするビジネスに適用する場合は、表示するコンタクト履歴データを過去 30 日間に限定する必要があります。コンタクト履歴データの維持日数を変更するには、構成プロパティー Campaign | partitions | partition[n] | Interact | contactAndResponseHistTracking を開き、daysBackInHistoryToLookupContact の値を設定します。

コンタクトおよびレスポンス履歴モジュールが実行されるまでは、クロスセッション・レスポンス・トラッキングの結果は表示されません。例えば、デフォルトの processSleepIntervalInMinutes は 60 分です。そのため、Campaign レスポンス履歴にクロスセッション・レスポンスが表示されるまで、少なくとも 1 時間はかかる可能性があります。