ランタイム・サーバーへの Web Connector のインストール

Web Connector のインスタンスは、IBM® Interact ランタイム・サーバーと共に自動的にインストールされ、デフォルトで使用可能に設定されます。ただし、Web Connector を構成して使用する前に変更する必要がある設定がいくつかあります。

このタスクについて

ランタイム・サーバーにインストールされている Web Connector を使用する前に変更する必要がある設定は、Web アプリケーション・サーバーの構成に追加されます。そのため、以下のステップを完了してから Web アプリケーション・サーバーを再始動する必要があります。

手順

  1. Interact ランタイム・サーバーがインストールされている Web アプリケーション・サーバーについて、以下の Java™ プロパティーを設定します。

    -DUI_JSCONNECTOR_ENABLE_INPROCESS=true

    -DUI_JSCONNECTOR_HOME=<jsconnectorHome>

    <jsconnectorHome> を、ランタイム・サーバー上の jsconnector ディレクトリーへのパス (<Interact_Home>/jsconnector) に置き換えます。

    Java プロパティーの設定方法は、ご使用の Web アプリケーション・サーバーによって異なります。例えば、WebLogic では、以下の例のように startWebLogic.sh ファイルまたは startWebLogic.cmd ファイルを編集して、JAVA_OPTIONS 設定を更新します。

    JAVA_OPTIONS="${SAVE_JAVA_OPTIONS} -DUI_JSCONNECTOR_HOME=/UnicaFiles/jsconnector"

    WebSphere® Application Server では、管理コンソールの Java 仮想マシン・パネルでこのプロパティーを設定します。

    Java プロパティーの設定方法について詳しくは、ご使用の Web アプリケーション・サーバーの資料を参照してください。

  2. この時点で Web アプリケーション・サーバーを始動するか、既に実行されている場合は再始動して、新しい Java プロパティーが使用されていることを確認します。

タスクの結果

Web アプリケーション・サーバーの始動プロセスが完了したら、ランタイム・サーバーへの Web Connector のインストールは終了です。次のステップは、http://<host>:<port>/interact/jsp/WebConnector.jsp (ここで、<host>Interact ランタイム・サーバー名で、<port> は Web アプリケーション・サーバーで指定されている、Web Connector が listen するポートです) の構成 Web ページへの接続です。