Message Connector の構成設定
Message Connector を構成する場合、Interact ランタイム・サーバー上の Message Connector ディレクトリー (通常は <Interact_home>/msgconnector/config/MessageConnectorConfig.xml) にある MessageConnectorConfig.xml という XML ファイルを変更できます。この XML ファイル内の各構成についてはここで説明します。Message Connector の配置および実行後にこのファイルを変更する場合は、必ず、Message Connector の配置解除および再配置を行うか、ファイルの変更が完了してからアプリケーション・サーバーを再始動して設定を再ロードしてください。
一般設定
以下の表には、MessageConnectorConfig.xml ファイルの generalSettings セクションに含まれるオプション設定と必須設定のリストが含まれています。
要素 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
<interactURL> | Message Connector ページ・タグからの呼び出しを処理する Interact ランタイム・サーバー (Message Connector を実行するランタイム・サーバーなど) の URL。この要素は必須です。 | http://localhost:7001/interact |
<defaultDateTimeFormat> | デフォルトの日付形式。 | MM/dd/yyyy |
<log4jConfigFileLocation> | Log4j プロパティー・ファイルの場所。$MESSAGE_CONNECTOR_HOME 環境変数が設定されている場合は、その変数が基準になります。それ以外の場合、この値は Message Connector Web アプリケーションのルート・パスが基準になります。 | config/MessageConnectorLog4j.properties |
デフォルトのパラメーター値
以下の表には、MessageConnectorConfig.xml ファイルの defaultParameterValues セクションに含まれるオプション設定と必須設定のリストが含まれています。
要素 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
<interactiveChannel> | デフォルトの対話式チャネルの名前。 | |
<interactionPoint> | デフォルトのインタラクション・ポイントの名前。 | |
<debugFlag> | デバッグを有効にするかどうかを決定します。許可される値は true および false です。 | false |
<contactEventName> | 通知されるコンタクト・イベントのデフォルト名。 | |
<acceptEventName> | 通知される承認イベントのデフォルト名。 | |
<imageUrlAttribute> | オファー・イメージの URL を含むデフォルトのオファー属性名 (Message Connector リンクに何も指定されていない場合)。 | |
<landingPageUrlAttribute> | クリックスルー・ランディング・ページのデフォルトの URL (Message Connector リンクに何も指定されていない場合)。 |
動作設定
要素 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
<imageErrorLink> | オファー・イメージ要求の処理中にエラーが発生した場合の、コネクターによるリダイレクト先の URL。この設定は必須です。 | /images/default.jpg |
<landingPageErrorLink> | クリックスルー・ランディング・ページ要求の処理中にエラーが発生した場合の、コネクターによるリダイレクト先の URL。この設定は必須です。 | /jsp/default.jsp |
<alwaysUseExistingOffer> | キャッシュされたオファーを、既に有効期限が切れている場合でも返す必要があるかどうかを決定します。許可される値は true および false です。 | false |
<offerExpireAction> | 元のオファーが検出されたが、既に有効期限が切れている場合に実行するアクション。許可される値:
|
RedirectToErrorPage |
ストレージ設定
要素 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
<persistenceMode> | キャッシュ内の新規エントリーをデータベースで保持する場合。許可される値は WRITE-BEHIND (データを最初にキャッシュに書き込み、後でデータベースに更新する場合) および WRITE-THROUGH (データをキャッシュとデータベースに同時に書き込む場合) です。 | WRITE-THROUGH |
<maxCacheSize> | メモリー・キャッシュ内のエントリーの最大数。 | 5000 |
<maxPersistenceBatchSize> | データベースでエントリーを保持する際の最大バッチ・サイズ。 | 200 |
<macCachePersistInterval> | エントリーがデータベースで保持されるまで、キャッシュに入れられる最大時間 (秒単位)。 | 3 |
<maxElementOnDisk> | ディスク・キャッシュ内のエントリーの最大数。 | 5000 |
<cacheEntryTimeToExpireInSeconds> | 有効期限が切れるまで、ディスク・キャッシュで保持するエントリーの最長時間。 | 60000 |
<jdbcSettings> | 特定の情報を含む XML ファイルのセクション (JDBC 接続が使用されている場合)。これは <dataSourceSettings> セクションと同時に使用することはできません。 | デフォルトでは、ローカル・サーバーに構成されている SQL Server データベースに接続するように構成されていますが、このセクションを有効にする場合は、ログインするための実際の JDBC 設定と資格情報を指定する必要があります。 |
<dataSourceSettings> | 特定の情報を含む XML ファイルのセクション (データ・ソース接続が使用されている場合)。これは <jdbcSettings> セクションと同時に使用することはできません。 | デフォルトでは、ローカル Web アプリケーション・サーバーに定義されている InteractDS データ・ソースに接続するように構成されています。 |
オーディエンス・レベル
以下の表には、MessageConnectorConfig.xml ファイルの audienceLevels セクションに含まれるオプション設定と必須設定のリストが含まれています。
audienceLevels 要素は、Message Connector リンクに何も指定されていない場合に使用するデフォルトのオーディエンス・レベルを指定するために、オプションで使用されることに注意してください。以下に例を示します。
<audienceLevels default="Customer">
この例では、デフォルトの属性値は、このセクションに定義されている audienceLevel の名前と一致します。この構成ファイルには、少なくとも 1 つのオーディエンス・レベルを定義する必要があります。
要素 | 要素 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
<audienceLevel> | オーディエンス・レベル構成を含む要素。次のような、名前属性を指定します。 <audienceLevel name="Customer"> | ||
<messageLogTable> | ログ・テーブルの名前。この値は必須です。 | UACI_MESSAGE_CONNECTOR_LOG | |
<fields> | <field> | この audienceLevel の 1 つ以上のオーディエンス ID フィールドの定義。 | |
<name> | Interact ランタイムに指定されている、オーディエンス ID フィールドの名前。 | ||
<httpParameterName> | このオーディエンス ID フィールドの対応するパラメーター名。 | ||
<dbColumnName> | このオーディエンス ID フィールドの、データベース内の対応する列名。 | ||
<type> | Interact ランタイムに指定されている、オーディエンス ID フィールドのタイプ。値は string または numeric のいずれかになります。 |