IBM® Interact Message Connector を配置する前に、まず、Interact ランタイム・データの保管先のデータベースにテーブルを作成する必要があります。定義されたオーディエンス・レベルごとに 1 つのテーブルを作成します。Interact は、オーディエンス・レベルごとに作成されたテーブルを使用して、Message Connector のトランザクションに関する情報を記録します。
このタスクについて
必要なテーブルを作成するには、データベース・クライアントを使用して、該当するデータベースまたはスキーマに対して Message Connector SQL スクリプトを実行します。サポートされるデータベースの SQL スクリプトは、
Interact ランタイム・サーバーのインストール時に自動的にインストールされます。
Interact ランタイム・テーブルを含む、データベースへの接続の詳細については、「
IBM Interact インストール・ガイド」にある完成したワークシートを参照してください。
手順
- データベース・クライアントを起動し、Interact ランタイム・テーブルが現在保管されているデータベースに接続します。
- <Interact_home>/msgconnector/scripts/ddl ディレクトリーにある適切なスクリプトを実行します。以下の表に、Message Connector テーブルを手動で作成するために使用できる SQL スクリプトの例をリストします。
表 1. Message Connector テーブルを作成するスクリプトデータ・ソース・タイプ |
スクリプト名 |
IBM DB2® |
db_scheme_db2.sql |
MicrosoftSQL Server |
db_scheme_sqlserver.sql |
Oracle |
db_scheme_oracle.sql |
これらは例として提供されているスクリプトであることに注意してください。オーディエンス ID 値によって異なる命名規則または構造を使用する可能性があるため、スクリプトを実行する前に変更する必要があります。一般的には、オーディエンス・レベルにそれぞれ専用の 1 つのテーブルを作成するのがベスト・プラクティスです。
テーブルは以下の情報を含めるために作成されます。
表 2. SQL スクリプト例で作成される情報カラム名 |
説明 |
LogId |
この項目の 1 次キー。 |
MessageId |
メッセージング・インスタンスごとの固有 ID。 |
LinkId |
電子メディア (E メール・メッセージなど) 内の各リンクの固有 ID。 |
OfferImageUrl |
返されたオファーに関するイメージの URL。 |
OfferLandingPageUrl |
返されたオファーに関するランディング・ページの URL。 |
TreatmentCode |
返されたオファーの処理コード。 |
OfferExpirationDate |
返されたオファーの有効期限の日時。 |
OfferContactDate |
オファーが顧客に返された日時。 |
AudienceId |
電子メディアのオーディエンス ID。 |
この表については、以下の点に注意してください。
スクリプトの実行が終了した時点で、Message Connector に必要なテーブルが作成されています。
タスクの結果
これで、Message Connector Web アプリケーションの配置準備が完了しました。