処理ルール拡張オプションの式
処理ルールをフィルタリングするためのブール式、またはマーケティング担当者のスコア・オーバーライドを計算するための式を書き込むことができます。ただし、式の構成要素数には限りがあります。
重要: 処理ルール拡張オプションでは、カスタム・マクロ、ユーザー定義フィールド、およびユーザー変数は使用できません。
使用可能な構成要素は以下のとおりです。
Interact でサポートされている IBM® マクロ
Interact でサポートされている IBM マクロのリストについては、「IBM マクロ・ユーザー・ガイド」を参照してください。
- オファー属性
- セッション変数
- ディメンション・テーブル
- プロファイル・データ
- マーケティング担当者のスコア
マーケティング・スコアにブール式を定義した場合、true は 1 になり、false は 0 になります。ブール式に数式を定義した場合、0 は false であり、他のすべての値は true です。
注: 処理ルールの詳細オプションの EXTERNALCALLOUT を使用する式がある場合、パフォーマンスが影響を受けることがあります。例えば、適格な 100 個のオファー (それぞれに、EXTERNALCALLOUT を使用する詳細オプションがある) があり、Interact が 1 つの最善オファーに至るまで優先順位を付ける必要がある場合、Interact は各オプションを評価し、可能性のある 100 個の外部コールアウトを実行して、その 1 つの getOffers 要求を満たす必要があります。
以下に、使用可能なさまざまな構成要素を使用する、ルール・フィルターおよびスコア計算の両方の式の例をいくつか示します。
次の式が TRUE の場合は、このルールを対象と見なす
profileTable.accountType != 'Gold' ||
profileTable.dimensionTable.accountBalance > 5000
Offer.Static.EffectiveDateFlag = 0
Offer.Dynamic.OfferColor = 'Blue'
EXTERNALCALLOUT('GetPrimeRate') <= 6.9
この例では、GetPrimeRate 外部コールアウトは、Web サイトに移動して、現行のプライム・レートを収集する Java™ プログラムです。
次の式をマーケティング・スコアとして使用する
AVG(profileTable.dimensionTable.accountBalance)
MarketerScore + STDEV(profileTable.dimensionTable.accountBalance)
以下の例の場合、マーケティング担当者のスコアでは顧客のライフサイクル (マーケティング担当者によるオファーへの応答見込みおよび会社によるこの顧客への販売要望を表す)、所定の事実 (企業が特定のクラスの製品をこの特定の個人に対して売り込む)、および企業見地による全体の値 (オファーを受け入れた場合に顧客アカウントに追加される) が考慮されます。
Calculated Marketer's Score =
[sLifeCycle] *
[wClassA] *
[(wShortTermVal * vShortTerm) + (wLongTermVal * vLongTerm)]
顧客属性:
wShortTermVal = global weighting towards short term value = 1
wLongTermVal = global weighting towards long term value = 0.7
wClassA = customer weighting towards product class A = 1.2
sLifeCycle = customer life cycle score = 1.5
1 - Onboarding
1.5 - Settled
0.2 - At Risk
0 - Leaving
オファー属性:
vShortTerm = offer short term value gain = 250
vLongTerm = offer long term value gain = 150