「決定」プロセス

「決定」プロセスは、対話式フローチャートの主要プロセスです。「決定」プロセスは、プロセスに受け渡されたセルを、構成可能な基準に基づいて、新しいセルに分割します。新しい各セルは、決定木のようなブランチを形成します。

対話式フローチャートには、必要な数だけ「決定」プロセスを含めることができます。例えば、対話式フローチャート内の最初の「決定」プロセスで、HighValue、MediumValue、および LowValue の各セルを作成するとします。さらに 3 つの「決定」プロセスを用意して、各プロセスでそれぞれの最初のセグメントをさらに詳細化したセグメント (FrequentShopper、Shopper、RareShopper など) に分割できます。

対話式フローチャートがランタイム・サーバーで実行されるときには、一度に 1 人の顧客のみがフローチャートを利用できます。ブランチが空である場合は、ランタイム環境でそのブランチも子ブランチも処理されません。

「決定」プロセスは、セルを作成するプロセス (「対話」、「決定」、「サンプル」、「選択」プロセスなど) からの入力のみを取得できます。

「決定」プロセスは、2 つのステップで構成できます。まず、入力セルを選択する必要があり、次にブランチを構成する必要があります。