パラメーター化されたオファー属性を処理ルールに追加するには

処理ルールまたは処理ルールのセットにおいて、プロファイル・データに基づいていくつかのオファー属性の値をランタイムでパラメーター化することができます。方法タブから使用できるダイアログを使用して、定数または式を持つオファー属性をパラメーター化するマッピングを作成できます。方法を正常に配置した後、作成したマッピングがランタイム環境で使用され、返されたオファーのオファー属性値がオーバーライドされます。

始める前に

方法タブからパラメーター化できる属性を持つオファーが定義されていること、および定義中の処理ルールに 1 つ以上のオファーが割り当ててあることを確認してください。

このタスクについて

オファーが要求されると、Interact ランタイムは通常どおり要求を処理しますが、 それらのオファーが返される前にランタイムは、オファーのいずれかの属性が、適用される方法処理ルールに基づいてパラメーター化可能かどうかを判断します。ランタイムは、パラメーター化されたオファーに対して適切な属性マッピングの取得と評価を行い、結果を戻り値として返します。

注: オファー属性が、処理ルール設定とテーブル駆動型の機能 (例えば、バッチ・フローチャートの Interact プロセス・ボックス) の両方に基づいてパラメーター化されたとランタイムが判断した場合、評価の順序は、最初にホワイト・リスト、次に方法処理ルール、そして offerBySQL 照会結果、さらに先行する基準が使用できなかった場合はデフォルトのオファーとなります。

パラメーター化されたオファー属性設定は、方法タブの 2 つの方法のいずれかを使用して、作成、表示、および編集を行えます。

手順

  1. まだ「対話方法」タブの編集をしていない場合は、そのタブをクリックし、「対話方法の編集」タブ・アイコンをクリックして編集モードに入ります。 表示のみモードになっている場合、表示はできますが、以下に示す手順でオファー属性パラメーター化設定を変更することはできません。
  2. オファー属性パラメーター化設定を追加する処理ルールを 1 つ以上選択してから、以下の手順のうちの 1 つを実行します。
    1. スコア・スライダーの右側にある「オファー属性パラメーター化」アイコン (「オファー属性パラメーター化」アイコン) と、処理ルール内の「拡張オプション」アイコンをクリックします。 08-10-2015 07:16
      注:

      「ルールの追加」パネルが表示されているときは、「有効」「マーケティング担当者のスコア」「拡張オプション」、および「オファー属性」 (パラメーター化されたオファー属性) 列およびアイコンは表示されません。ルールの編集中にこれらの列を確認するには、「閉じる」アイコン (「閉じる」アイコン) をクリックします。

    2. 編集モードで方法タブを表示している場合、1 つ以上の対象となるゾーンまたは 1 つ以上の対象となるセグメントの名前を選択してから、「選択したルールの編集」 > 「パラメーター化されたオファー」をクリックします。

    「パラメーター化されたオファー属性」パネルが表示され、「属性名」列にそれぞれの属性、「属性値」列にその属性に使用される現行値が表示されます。デフォルトでは、属性値のデフォルト値が表示されます。ただし、ここで次の手順に従うことによってその値をオーバーライドできます。

  3. 「属性値」列で、現在表示されている値をクリックします。
  4. 表示されるダイアログを使用して、そのオファー属性のリテラル定数を入力するか、または提供される式ビルダーを使用して式を作成します。

    式の作成を支援する使用可能なすべての関数、変数、および演算子がリストされます。

    「構文チェック」をクリックすると、式が有効であるかどうかを判別できます。

    注: 「構文のチェック」では、テスト実行の Interact ランタイム・サーバーが検証に使用されます。「構文チェック」が機能するためには、テスト実行ランタイム・サーバーが稼働している必要があります。
  5. 拡張オプションの編集を終えたら「OK」をクリックして、ダイアログを閉じ、変更内容を保存します。