IBM Interact Outbound Gateway for IBM Mobile Push Notification の使用

このモバイル・プッシュ・アウトバウンドまたはパブリッシャー・ゲートウェイを使用するには、Interact、IBM® Marketing Cloud、およびゲートウェイを構成する必要があります。

以下の構成を構成の一例として使用してください。

このゲートウェイは、https://www-945.ibm.com/support/fixcentral/swg/downloadFixesからダウンロードできます。

IBM Marketing Cloud の構成

  1. 使用する IBM Marketing Cloud アカウントにプッシュ権限があることを確認します。また、クライアント ID、クライアント秘密鍵、リフレッシュ・トークンを書き留めておきます。
  2. 「データ」タブで、新規データベースを作成します。新しいモバイル・ユーザー ID を、デフォルトのフィールドとともにデータベースに追加します。
  3. 「検索」タブの「モバイル・ユーザー ID」フィールドで検索します。最初の「メールなし」フィールドの上にマウス・キーを置きます。ブラウザー・ウィンドウの下部に受信者 ID が表示されます。この受信者 ID を Interact プロファイル・テーブルに追加します。

IBM Interact Outbound Gateway for IBM Mobile Push Notification の構成

  1. https://www-945.ibm.com/support/fixcentral/swg/downloadFixesからモバイル・プッシュのアウトバウンド・ゲートウェイをダウンロードしてインストールします。
  2. silverpopEngagePushConfig.properties ファイルを構成します。

    以下に例を示します。

    OauthServiceURL=https://apipilot.silverpop.com/oauth/token
pushServiceURL=https://apipilot.silverpop.com/rest/channels/push/sends
  3. silverpopEngagePushContentMapping.properties ファイルを構成します。

    以下に例を示します。

    Interact Profile table attributes:
appKey=appKey
engageRecipientId=recipientId
mobileUserId=mobileUserId
deviceType=deviceType

Interact Offer attributes:
simpleSubject=simpleSubjectAttr
simpleMessage=simpleMessageAttr
simpleActionData=simpleActionDataAttr
simpleActionType=simpleActionTypeAttr
simpleActionLabel=simpleActionLabelAttr
personalizeAttributeList=personalizeAttributeList
contentId=ContentID
campaignId=campaignId

Interact を構成しています

  1. 以下のオファー属性を作成します。
    simpleActionDataAttr: string   
simpleActionLabelAttr: String
simpleActionTypeAttr: string
simpleMessageAttr: string
simpleSubjectAttr: string
contentID: string
campaignId=string
personalizeAttributeList=string
  2. 以下のオファー属性とオファー値を使用してオファー・テンプレートを作成します。
    simpleActionDataAttr: www.ibm.com
simpleActionLabelAttr: Open URL
simpleActionTypeAttr: url
simpleMessageAttr: <Enter your message text here>
simpleSubjectAttr: <Enter subject here>
contentID: ID of the push message template that is created in Engage.
PersonalizeAttributeList: A comma separated list of attribute name 
value pairs that you want to put in the personalizationDefaults 
section of the payload to be sent to Engage.

    contentID 属性を使用すると、詳細がすべて Engage テンプレートから取得されるため、他の simple.. 属性は無視されます。

    サンプル personalizedAttributeList
    personalizeAttributeList=discount=10,Offercost=20
campaignId=campaignname that you want to use for this campaign.
  3. プロファイル・テーブルには、以下の列と値が含まれます。
    appKey: gcsTQo6v79
recipientId: 13472242  
deviceType: android or ios
  4. Interact | triggeredMessage | gateways 構成プロパティーで、ゲートウェイを追加します。ClassName を次の値に設定します。 
    com.ibm.interact.offerorchestration.outboundgateway.silverpop.engage.push.
SilverpopEngagePushOutboundGateway
    ClassPath を file://EngagePushGateway_home_dir/lib/OMO_OutboundGateway_Silverpop_Engage_Push.jar に設定します。
  5. Interact | triggeredMessage | gateways | [gatewayName] | Parameter Data で、OMO-silverpopEngagePushConfig をパラメーターとして追加します。「値」を silverpopEngagePushConfig.properties ファイルのファイル・パスに設定します。
  6. Interact | triggeredMessage | gateways | [gatewayName] | Parameter Data で、OMO-silverpopEngagePushContentMapping をパラメーターとして追加します。「値」を silverpopEngagePushContentMapping.properties ファイルのファイル・パスに設定します。
  7. Interact | triggeredMessage | gateways | [gatewayName] | Parameter Data で、OMO-conf_outbound_common_httpConnectionConfig をパラメーターとして追加します。「値」を httpConnectionConfig.properties ファイルのファイル・パスに設定します。

    Interact のフォルダーの httpConnectionConfig.properties ファイルに、タイムアウトを指定します。

    以下に例を示します。 
    connectTimeoutMs=6000
    HTTP 接続を使用するように OMO が構成されている場合、オプションで HTTP プロキシを Interactとエンドポイント間の認証を使用して構成することができます。アウトバウンド・ゲートウェイのプロキシーを有効にするには、次のプロパティーの値を更新します。
    proxyHost=<プロキシー・サーバーの IP アドレス>
    proxyPort=<プロキシー・サーバーのリスニング・ポート>
    targetUsername=<プロキシー・サーバーに接続するためのユーザー名。認証が必要ない場合はブランクのまま>
    targetPassword=<プロキシー・サーバーに接続するためのパスワード。認証が必要ない場合はブランクのまま>
  8. Interact | triggeredMessage で、チャネルとハンドラーを作成し、上記で作成した [モバイル・プッシュ] ゲートウェイをそのチャネルで使用します。このチャネルをトリガー・メッセージで使用して、プッシュ・メッセージを送信します。
  9. 対話式チャネルを作成し、先ほど作成したオファーを使用するトリガー・メッセージをトリガー・ルールに追加します。
  10. 対話式チャネルを配置します。
  11. API テスト・マシンから、トリガー・メッセージ・ルールが構成された対話式チャネルに対して startSession を実行し、モバイル・プッシュに向けてオファーをトリガーする postEvent を実行します。
  12. Interact ログを調べて、プッシュが正常に送信されたことを確認します。状況コード 202 は、正常に配信されたことを意味します。
親トピック: トリガー・メッセージ用のゲートウェイの構成