テスト実行テーブル

テスト実行テーブルは、対話式フローチャートのテスト実行にのみ使用されます。対話式フローチャートのテスト実行では、セグメンテーション・ロジックをテストする必要があります。テスト実行データベースは Interact インストール済み環境に 1 つ構成するだけで十分です。テスト実行テーブルはスタンドアロン・データベース内にある必要はありません。例えば、Campaign の顧客データ・テーブルを使用できます。

テスト実行テーブルに関連付けられているデータベース・ユーザーには、テスト実行結果テーブルを追加するための作成権限が必要です。

テスト実行データベースには、対話式チャネルにマップされたすべてのテーブルを含める必要があります。

これらのテーブルには、対話式フローチャートのテスト対象のシナリオを実行するためのデータを含める必要があります。例えば、対話式フローチャートに、ボイス・メール・システムでの選択項目に基づいて、スタッフを複数のセグメントに分けるためのロジックがある場合は、考えられるすべての選択項目に対して少なくとも 1 つの行を含める必要があります。Web サイトのフォームを使用する対話を作成する場合は、欠落データまたは誤った形式のデータを示す行を含める必要があります。例えば、E メール・アドレスの値に name@domaincom を使用します。

各テスト実行テーブルには、少なくとも適切なオーディエンス・レベルの ID リストと、使用する予定のリアルタイム・データを示す列を含める必要があります。テスト実行ではリアルタイム・データにアクセスできないため、予想されるあらゆるリアルタイム・データのサンプル・データを提供する必要があります。例えば、リアルタイムに収集できるデータ (属性 lastPageVisited に保管されている、最後にアクセスされた Web ページの名前、または属性 shoppingCartItemCount に保管されている、ショッピング・カートに入っている項目の数など) を使用する場合は、同じ名前で列を作成し、その列にサンプル・データを設定します。これにより、本来は動作的または文脈的であるフローチャート・ロジックの分岐のテスト実行が可能になります。

対話式フローチャートのテスト実行は、大きなデータ・セットを使用する作業用に最適化されていません。「対話」プロセスでテスト実行に使用する行の数を制限できます。ただし、これにより、常に最初の行セットが選択されます。別の行セットが選択されるようにする場合は、テスト実行テーブルの別のビューを使用してください。

実行時の対話式フローチャートのスループット・パフォーマンスをテストするには、テスト環境用のプロファイル・テーブルを含む、テスト・ランタイム環境を作成する必要があります。

実際には、テスト用に 3 つのテーブル・セット (対話式フローチャートのテスト実行用のテスト実行テーブル、テスト・サーバー・グループ用のテスト・プロファイル・テーブル、および実稼働プロファイル・テーブル・セット) が必要になるかもしれません。