JVM 引数
Java™ Java 仮想マシン (JVM) 引数は、開始コマンド・スクリプトまたはご使用の Web アプリケーション・サーバーの管理コンソールで定義されています。
- ご使用のオペレーティング・システム、Web アプリケーション・サーバー、および JVM に、最新のサービス・パックおよびパッチが インストールされていることを確認します。
- Sun HotSpot VM を使用して、最高のパフォーマンスを得るには、-server 引数を使用します。
- サーバーのメモリーの可用性に基づき、JVM の最大ヒープ・サイズを決定します (Interact はメモリー集約的なアプリケーションではありません)。ヒープの最大サイズおよび最小サイズを同じに設定すると (-Xmx および -Xms 引数を使用)、起動時間が長くなりますが、より良いスループットが得られます。
レスポンス時間が数秒間に及ぶなど、 周期的にアプリケーションが無応答になる場合、ガーベッジ・コレクション・ポリシーの チューニングが必要かもしれません。JMX コンソールを使用して、 以下の引数を使用可能にした後にガーベッジ・コレクション出力を調べることにより、 ガーベッジ・コレクションの実行をモニターします。
-verbosegc -XX:+PrintGCDetails
このテストでは、Low Pause コレクターが見つかり、 ガーベッジ・コレクション関連の処理が遅いという問題を、スループットを保ったまま除去しました。以下は、2 GB JVM ヒープに役立つことが判明したオプションの 1 つのセットです。
-XX:+UseConcMarkSweepGC -Xmn512m -XX:SurvivorRatio=6
一般的に、 若いコレクションは、全体のヒープの 1/4 から 1/2 まで であるべきです。Survivor スペースは、若いコレクションのサイズの 1/8 に設定することができます。
- 日付マクロを使用するときに 2 桁の年 (例: 01-01-20) を使用する場合または 01/01/2020 以降の日付を使用する場合は、以下の JVM パラメーターをアプリケーション開始コマンド・スクリプトに追加して、2 桁の年を、アプリケーションが必要とする 4 桁の年に修正する必要があります。
-DInteract.enableTwoDigitYearFix=true
特定の環境では、古い既存の対話式チャネルまたは多数の配置履歴がある対話式チャネルを配置すると、システムに負荷がかかる場合があり、2048MB 以上のキャンペーン設計時間および/または対話式ランタイム Java ヒープ・スペースが必要になる可能性があります。
システム管理者は、以下の JVM パラメーターを使用して配置システムで使用できるメモリー量を調整できます。
-Xms####m -Xmx####m -XX:MaxPermSize=256m
文字 #### は 2048 以上 (システム負荷により異なります) にする必要があります。2048 より大きい値にする場合は、通常 64 ビット・アプリケーション・サーバーおよび JVM が必要です。
参照
- 5.0 Java 仮想マシンで、ガーベッジ・コレクションをチューニング (http://java.sun.com/docs/hotspot/gc5.0/gc_tuning_5.html)
- Java のチューニングのホワイト・ペーパー (http://java.sun.com/performance/reference/whitepapers/tuning.html)