IBM Interact イベント・パターン ETL テーブル

IBM® Interact イベント・パターン ETL プロセスをインストールしたら、Interact の動作に必要なイベント・パターン・テーブルをデータ・ソース内にセットアップする SQL スクリプトも実行します。本書は、イベント・パターン・テーブルの構造および内容について記載したデータ辞書として使用できます。

UACI_ETLPatternEventInfo

このテーブルには、パターンが有効かどうかや開始時刻と終了時刻など、指定したイベント・パターンごとの最新のイベント情報が保管されます。

フィールド タイプ 長さ NULL かどうか 説明
PatternEventId INT64   このイベント・パターンの ID。
名前 VARCHAR 64 イベント・パターンの名前。任意のテキスト文字 (名前に用いることが一般的に禁止されている特殊文字は除く) を使用できます。
CategoryId INT64   イベントが含まれるカテゴリーの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。
CategoryName VARCHAR 64 カテゴリーの名前。任意のテキスト文字 (名前に用いることが一般的に禁止されている特殊文字は除く) を使用できます。
ICId INT64   イベント・パターンが属する Interact チャネルの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。
ICName VARCHAR 64 イベント・パターンが属する Interact チャネルの名前。
SourceDB VARCHAR 128 このイベント・パターンが ETL プロセスによって転送されたときの転送元データ・ソース。これは通常、ETL 構成ファイルで指定されている Interact ランタイム・データ・ソースです。
タイプ INT32   イベント・パターンのタイプ。
UpdateTime INT64   このイベント・パターン・レコードが最後に更新された日時 (yyyyMMddhhmmss 形式)。
StartTime INT64   このイベント・パターンが有効になる日時 (yyyyMMddhhmmss 形式)。
EndTime INT64   このイベント・パターンが有効でなくなる日時 (yyyyMMddhhmmss 形式)。
resetDuration INT64   パターンが true 状態を保持する延長期間。 この期間が経過すると、パターンはリセットされてイベントの評価を再開します。
isEnabled INT32   イベント・パターンがアクティブかどうかを示すブール値。

UACI_ETLPatternStateItem

このテーブルには、パターン状態インスタンスの詳細が保管されます。

フィールド タイプ 長さ NULL かどうか 説明
パターンの状態のインスタンス ID INT64   イベント・パターン状態インスタンスの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。
EventId INT64   イベントの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。
EventCount INT32   イベントが検出された回数。
EventWeight INT64   「重みづけカウンター」イベント・パターンで使用するイベントのスコア (特定のイベントに割り当てられた重み)。

UACI_ETLPatternStateRun

このテーブルは、各 ETL 実行の詳細を追跡します。

フィールド タイプ 長さ NULL かどうか 説明
Starttime DATETIME   このイベント・パターン状態実行が開始された日時 (yyyyMMddhhmmss 形式)。
Endtime DATETIME   このイベント・パターン状態実行が完了した日時 (yyyyMMddhhmmss 形式)。
状態 INT32   特定の ETL 操作の現在の状況を、以下のいずれかと一致する値で示します。
  • 0: 準備
  • 1: 進行中
  • 2: 失敗で完了
  • 3: 正常に完了

UACI_ETLPatternState

ある特定の AudienceID のパターン状態のインスタンスを保持します。

フィールド タイプ 長さ NULL かどうか 説明
パターンの状態のインスタンス ID INT64   イベント・パターン状態インスタンスの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。
AudienceId VARCHAR 128 このパターン状態インスタンスに関連付けられたオーディエンスの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。
オーディエンス・レベル VARCHAR 64 AudienceID で指定されたオーディエンスが属するオーディエンス・レベル。
PatternId INT64   この ETL プロセスに関連付けられたイベント・パターンの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。
状態 INT32   PatternID が示すイベント・パターンの現在の状態。以下のいずれかの値です。
  • 1: パターン起動済み
  • 0: 起動されていない
  • -1: 期限切れ
  • -2: 使用不可
TotalCountScore INT64   特定のイベントが検出された合計回数。TotalCountScore は、イベント・パターンをトリガーするタイミングを決定するために使用されます。
ExpectedCountScore INT64   イベント・パターンをトリガーするために必要な、特定のイベントの合計検出回数 (状態が 1 に設定されます)。
UpdateTime INT64   このパターン状態 ETL が最後に更新された日時 (yyyyMMddhhmmss 形式)。
ActivationTime INT64   このパターン状態 ETL がアクティブ化された日時 (yyyyMMddhhmmss 形式)。値 -1 は、まだアクティブ化されていないことを示します。