予約パラメーター

Interact API で使用される予約パラメーターがいくつかあります。ランタイム・サーバー用に必要なものや、追加機能に使用できるものがあります。

postEvent 機能

機能 パラメーター 説明
カスタム・テーブルへの記録 UACICustomLoggerTableName ランタイム・テーブルのデータ・ソースのテーブルの名前。このパラメーターと有効なテーブル名を指定した場合、ランタイム環境では選択したテーブルにすべてのセッション・データが書き込まれます。セッション・データ NameValuePair と一致する、テーブル内のすべての列名のデータが追加されます。ランタイム環境では、セッションの名前と値のペアが NULL と一致しない列のデータが追加されます。customLogger 構成プロパティーを使用してデータベースに書き込むプロセスを管理できます。
複数のレスポンス・タイプ UACILogToLearning 値が 1 または 0 の整数。1 は、ランタイム環境がイベントを承認として学習システムに記録する必要がある、またはセッション内でオファーの非表示を有効にする必要があることを示します。0 は、ランタイム環境がイベントを学習システムに記録する必要がない、またはセッション内でオファーの非表示を有効にする必要がないことを示します。このパラメーターを使用することで、学習に影響を及ぼさずに異なるレスポンス・タイプをログに記録する、複数の postEvent メソッドを作成することができます。コンタクト、承認、または拒否を記録するように設定されたイベントに対して、このパラメーターを定義する必要はありません。このパラメーターは UACIResponseTypeCode と共に使用する必要があります。UACILOGTOLEARNING を定義しない場合、ランタイム環境では、デフォルト値である 0 と見なされます (イベントがログのコンタクト、承認、または拒否をトリガーする場合を除く)。
UACIResponseTypeCode レスポンス・タイプ・コードを表す値。値は、UA_UsrResponseType テーブルの有効なエントリーでなければなりません。
レスポンス UACIOfferTrackingCode オファーの処理コード。イベントでコンタクトまたはレスポンスの履歴への記録が行われる場合は、このパラメーターを定義する必要があります。イベントごとに処理コードを 1 つのみ渡すことができます。オファー・コンタクトの処理コードを渡さない場合、ランタイム環境では、オファーの最後の推奨リストにあるすべてのオファーについて、オファー・コンタクトが記録されます。応答の処理コードを渡さない場合、ランタイム環境でエラーが返されます。クロスセッション・レスポンス・トラッキングを構成する場合は、UACIOfferTrackingcodeType パラメーターを使用して、処理コード以外に使用するトラッキング・コードのタイプを定義できます。
クロスセッション・レスポンス・トラッキング UACIOfferTrackingCodeType トラッキング・コード・タイプを定義する番号。1 はデフォルトの処理コード、 2 はオファー・コードです。すべてのコードは、UACI_TrackingType テーブルの有効なエントリーでなければなりません。このテーブルにはその他のカスタム・コードを追加できます。
特定のフローチャートの実行 UACIExecuteFlowchartByName セグメンテーションをトリガーするメソッド (再セグメンテーションをトリガーする startSessionsetAudience、または postEvent) に対してこのパラメーターを定義する場合、現在のオーディエンス・レベルのすべてのフローチャートを実行する代わりに、Interact は指定されたフローチャートのみを実行します。フローチャートのリストをパイプ ( | ) 文字で区切って指定できます。
Interact RunTime で getOffers API のオファー・フィールドを制限する機能。 UACIOfferFields および UACIExcludeOfferFields オファーの UACIOfferFields および UACIExcludeOfferFields 属性を、startSessionsetAudience または postEvent のパラメーターでこれらの属性を受け渡すことにより、組み込み/除外できます。

ランタイム環境の予約パラメーター

ランタイム環境では、以下の予約パラメーターが使用されます。イベント・パラメーターに以下の名前を使用しないでください。

  • UACIEventID
  • UACIEventName
  • UACIInteractiveChannelID
  • UACIInteractiveChannelName
  • UACIInteractionPointID
  • UACIInteractionPointName
  • UACISessionID