フローチャート・ワークスペースに対話リスト・プロセスを追加するには、バッチ・フローチャートを使用します。
手順
- 編集用バッチ・フローチャートを開きます (フローチャート・ツールバーの「編集」
をクリック)。
- パレットにある「対話リスト」プロセス
をフローチャートにドラッグします。 「対話リスト」プロセスをバッチ・フローチャートで使用できるのは、IBM® Interact が Campaign サーバーにインストールされている場合です。
- 「対話リスト」プロセスに入力を提供するため、プロセスを 1 つ以上のデータ操作プロセス (「サンプル」、「選択」など) に接続します。
- フローチャートで「対話リスト」プロセスをダブルクリックします。
「プロセス構成」ダイアログが表示されます。
- 「調達」タブで、リスト出力のフルフィルメント詳細を指定します。
- 「オファー・リスト・タイプ」ドロップダウン・リストを使用して、このプロセスの構成で使用するオファー・フィルターのタイプを指定します。
- 「ブラック・リスト (オファー非表示)」- 特定のオーディエンスにオファーを提供しないように指示します。これにより、訪問者が含まれるオーディエンスのセグメントに基づき、特定の訪問者に向けてオファーが表示されないようにすることができます。
- 「ホワイト・リスト (スコア・オーバーライド)」- マーケティング・スコアによって Interact がオファーを使用可能にするかどうかに関係なく、特定のオーディエンスに必ずオファーを提供するように Interact に指示します。
- 「グローバル・オファー (デフォルト・オファー)」- オーディエンス・タイプ全体に提供できるオファーを定義します (「ホワイト・リスト」と同様)。つまり、指定されたオーディエンスに該当するすべての訪問者 (属しているセグメントは関係ない) に向けて表示可能なデフォルトのオファーです。
「オファー・フィルター (SQL 別オファー)」- 指定された訪問者に提供するオファーを決定するための SQL 照会を発行できます。このオプションを使用すると、例えば、特定の訪問者設定に基づいてオファーを提供できます。
この「オファー・リスト・タイプ」を選択した場合は、このプロセスの入力が SQL 照会によって決定され、「入力」/「オーディエンス」ドロップダウン・リストはぼかし表示されて選択できません。
下記に示したように、ここで指定した「オファー・リスト・タイプ」により、「対話リスト」プロセスの動作、およびこの構成ダイアログで使用できるオプションが決まります。
- 「対話式チャネル」ドロップダウン・リストから、定義する「対話リスト」プロセスに適用するインタラクション・ポイント、イベント、およびその他の設定を指定する対話式チャネルを選択します。
このドロップダウン・リストには、Interact 設計時環境で定義済みの対話式チャネルが自動的にリストされます。
- (「ホワイト・リスト」または「ブラック・リスト」のみ)「選択」ドロップダウン・リストから入力セル (コンタクト・リストのデータ・ソースとして使用) を指定します。複数のセル (複数の入力セグメントなど) を使用するには、「選択」フィールドの横にある省略符号
ボタンをクリックします。そして、表示された「使用するセルの選択」ダイアログ・ボックスで、使用する入力セルを選択します。 このステップで複数の入力セルを選択する場合は、選択するすべての入力セルのオーディエンス・レベルが同じである必要があります。
注: コンタクト・プロセスが、出力セルを提供するプロセスに接続されていない場合は、「選択」ドロップダウン・リストから選択できるセルはありません。これを修正するには、「プロセス構成」ダイアログを閉じて、「対話リスト」プロセスを出力プロセスに接続してから、設定プロセスを再開します。「対話リスト」では、配置されたアクティブなセル・コードのみ使用する必要があります。
- (「グローバル・オファー」のみ)「オーディエンス・レベル」ドロップダウン・リストを使用して、この「対話リスト」プロセスを適用するオーディエンス・タイプを指定します。
- 「ターゲット・データ・ソース」ドロップダウン・リストを使用して、このプロセスからの出力を書き込むデータ・ソースを指示します。
- 「テーブル名」フィールドに、このプロセスからの出力を書き込むデータベース表を入力します。
指定したテーブルが存在していない場合は、プロセスの実行時に自動的に作成されます。
- このプロセスが実行されるたびに、指定したオファー・リスト・テーブルに書き込むフィールドを指定するには、「テーブル名」フィールドの横にある省略符号 ボタンをクリックします。
「パーソナライズ・オプション」ダイアログが表示されます。テーブルに書き込むフィールドとして事前定義された一連のフィールドが「出力するフィールド」リストに表示されます。
- オプションを選択して、出力テーブルの更新の処理方法を指定します。
- 「データ追記」- このプロセスを実行するたびに、その出力データが、「テーブル名」フィールドに指定したテーブルに追加されます。
- 「レコード置換」- このプロセスを実行するたびに、新規出力データが書き込まれる前に、テーブルからデータが削除されます。
- このプロセスに定義されている各ターゲット・セルに、1 つ以上のオファーまたはオファー・リストを割り当てるには、「処理」タブをクリックします。
「セルへのオファー割り当て」インターフェースが表示されます。
「処理」タブでの出力の構成方法は、「調達」タブで選択した「オファー・リスト・タイプ」に応じて異なります。
- 「ブラック・リスト (オファー非表示)」- テーブルに表示されているターゲット・セルごとに、「オファー」列をクリックし、使用可能なオファーをドロップダウン・リストから選択するか、または「オファー割り当て...」をクリックします。「オファー割り当て」ダイアログを使用して、このプロセスの「実現」タブで指定した入力セル (訪問者) に対して抑止する 1 つ以上のオファーを選択します。
- 「ホワイト・リスト (スコア・オーバーライド)」- テーブルに表示されているターゲット・セルごとに、「オファー」列をクリックし、使用可能なオファーをドロップダウン・リストから選択するか、または「オファー割り当て...」をクリックします。「オファー割り当て」ダイアログを使用して、このプロセスの「実現」タブで指定した入力セル (訪問者) に提供する 1 つ以上のオファーを選択します (マーケティング・スコアによってそのオファーが訪問者に提供されない場合も同様です)。
- 「グローバル・オファー (デフォルト・オファー)」- テーブルに表示されているターゲット・セルごとに、「オファー」列をクリックし、ドロップダウン・リストから必要なオファーを選択するか、または「オファー割り当て...」をクリックします。「オファー割り当て」ダイアログを使用して、このプロセスの「実現」タブで選択したオーディエンス・タイプのすべての訪問者 (属するセグメントに関係ない) に提供するオファーを選択します。
- 「オファー・フィルター (SQL 別フィルター)」-「SQL 別オファー」ボタンをクリックして、Interact ランタイム・サーバーで訪問者のセットに提供するオファーを選択できるようにする SQL 式を作成します。以下の方法で表示される「SQL 別オファーを作成」ダイアログを使用します。
- 「SQL」ドロップダウン・リストから既存の SQL テンプレート名を選択します。また、新規テンプレートを定義する場合は、このフィールドにテンプレートの新しい名前を入力します。
- 「SQL テンプレート」フィールドで SQL 照会の内容を指定します。
- 「構文のチェック」をクリックすると、式が有効であるかどうかを判別できます。「構文のチェック」では、テスト実行の Interact ランタイム・サーバーが検証に使用されます。「構文チェック」が機能するためには、テスト実行ランタイム・サーバーが稼働している必要があります。
注: SQL Server を使用している場合は、無効な式であっても、「構文のチェック」に式のエラーは表示されません。式が無効な場合、「構文のチェック」を使用したときに合格になっても、フローチャートのテスト実行に失敗します。
「SQL 別オファーを作成」ダイアログの使用の詳細については、「IBM Campaign ユーザー・ガイド」の『SQL を使用した照会の作成』を参照してください。
- オプション: 「一般」タブをクリックして、名前や説明をプロセスに割り当てます。
フローチャートでプロセスに名前が表示されます。注釈は、ユーザーがフローチャート内のプロセスを指すと表示されます。
- 「OK」をクリックして、「対話リスト」プロセス構成を完了します。
注: テーブル駆動オファーのパラメーター化の場合、文字列値を持ち、オファー属性にマップされるフィールドを取得するには、次の方法でフィールド取得フィールドに文字列値を追加する必要があります: '"DeriveValue"'。
タスクの結果
プロセスが構成され、フローチャート内で使用可能な状態で表示されます。予期される結果をプロセスが返すかどうかを確認するために、プロセスをテストできます。