イベント・パターンを使用して訪問者へのオファーをパーソナライズする

イベント・パターンは、訪問者の行動パターンに基づくオファーを柔軟に個別設定する手段となります。訪問者の動作が、作成したイベント・パターンに一致した場合、特定のアクションがトリガーされます。イベント・パターンは、動作トリガーと呼ばれることもあります。

訪問者の行動および動作のパターンをイベント・パターンによって識別する

イベント・パターン・データは、オーディエンス ID ごとに固有であり、複数の対話式セッションにまたがります。イベント・パターンのステータスは、訪問者の対話式セッションが開始されるたびにロードされ、対話式セッションが終了するたびに保管されます。

イベント・パターン・タイプおよび対話式フローチャート

イベント・パターンを定義するときには、それを単一の対話式チャネルと関連付けます。対話式チャネルで使用可能なイベント・パターンを定義したら、それらのパターンを対話式フローチャートで使用できます。

フローチャートにプロセス・ボックスを定義して、イベント・パターンが一致した場合に訪問者を定義済みのセグメントに含め、そのセグメントに特定のオファーが割り当てられるようにすることができます。

注:

イベント・パターン名はアプリケーション内で固有でなければならず、これは 11.1 から適用されます。ユーザーが 11.1 にアップグレードし、基本設定上で異なる IC 内に同じ名前の複数のパターンがある場合、さらにユーザーがパターンを編集する場合、パターン名を変更する必要があります。編集しなかった場合は、そのままの状態で動作します。

イベント・パターンで使用すると結果的に適切なオファーを顧客に提示できるイベントの例をいくつか以下に示します。

  • Web サイトの訪問者が、指定された組み合わせのページを表示するか、または特定のページを指定の回数訪問する。
  • Web サイトの訪問者が、指定された文書をダウンロードするか、または指定されたメディアを表示する。
  • コール・センターの代表者が、コールに対して指定の理由を入力するか、またはコールから生じる指定のサービス要求を入力する。