トリガー・メッセージを使用して他の異なるチャネルにオファーを送信する

トリガー・メッセージを使用して、Interact で要求が送信されたチャネルとは別のチャネルにオファーを配信できます。これらのオファーは、事前定義されたユーザー・イベントおよびイベント・パターンによってトリガーされます。

Interact では、イベントはオーディエンス ID に対して通知されます。これにより、事前定義された通知ルールが起動します。ルールによって、選択されたオファーのプッシュ通知が別のアウトバウンド・チャネルのこのオーディエンス ID に送信されます。このメッセージを起動したインバウンド・チャネルは、起動したイベント通知の結果としての Interact からのオファーを受信しません。とはいえ、getOffers または getOffersForMultipleInteractionPoints API 呼び出しの結果として、同じオファーがインバウンド・チャネルに返される場合もあります。

トリガー・メッセージのプロセス・フローで使用されるトリガーまたはルール・エントリー・ポイントは 2 種類あります。エントリー・ポイントがイベント・パターンの場合は、条件が満たされたときにルールが処理されます。エントリー・ポイントがイベントの場合は、イベントが通知されたときにルールが処理されます。

ルールのエントリー・ポイントがトリガーされると、資格条件により特定のオーディエンス ID のルールが定義されます。オーディエンス・レベルの資格を選択し、対象となるセグメント、プロファイル属性、およびセッション属性に基づき条件を追加できます。

「トリガー・メッセージ」タブからオファー基準を設定できます。次善のオファーを自動的に選択するか、オファー・リストから最善のオファーを選択するかを選ぶことができます。「次のベスト・オファーを自動的に選択」を選択した場合は、オファーのゾーンを選択できます。すべてのゾーンを選択した場合、すべてのゾーンに適用される方法ルールだけが使用されます。特定のゾーンを選択する場合は、そのゾーンに一致する方法ルールだけが使用されます。「リストからベスト・オファーを選択」を選択した場合は、オファーが起動したときに Interact により選択されるオファーを追加する必要があります。

トリガー・メッセージのオファーを選択したら、これらのオファーのチャネルを設定できます。これらのチャネルは Campaign | partitions | partition[n] | Interact | outboundChannels で事前定義されます。また、「カスタマー優先チャネル」にオファーを送信するように選択することもできます。チャネルの遅延係数を追加して、イベントまたはイベント・パターンの実行からこの指定時間だけ常に遅らせてオファーを配信することができます。