ランタイム・サーバー・グループへの配置

ここで示す手順では、対話式チャネル用のランタイム開発サーバー・グループ、テスト・サーバー・グループ、または実稼働サーバー・グループに配置します。

始める前に

顧客対応のライブ実稼働ランタイム・サーバー・グループに配置する前に、すべての対話式オファー、対話式フローチャート、対話方法タブ、インタラクション・ポイント、ゾーン、およびイベントがテストされ、承認されていることを確認しなければなりません。

また、安定した配置環境を作成した後には、この配置に関連する対話式チャネル、対話式フローチャート、および対話方法には一切変更を加えないでください。 それにより、次のサーバー・グループ (実動サーバーなど) への配置の際に確実に同じ構成を送信できます。

新しい、または変更されたフローチャートやセッションがある場合は、それらのフローチャートまたはセッションまでナビゲートし、手動でそれらに配置のマークを付けた後で、残りのチャネルを配置する必要があります。そうしないと、変更点がこの配置に含まれなくなります。

手順

  1. 配置する対話式チャネルの「配置」タブに移動します。

    「配置」タブが表示されます。

  2. 「対話式チャネル変更の配置」をクリックします。

    「対話式チャネル変更の配置」ダイアログが表示されます。

  3. 「変更内容を配置するサーバー・グループを選択します」ドロップダウン・リストを使用して、配置先の開発、テスト、または実稼働の各サーバー・グループを指定します。
  4. この配置バージョンに対して、「Portal_CustomerCheck_6」など、配置履歴や他のレポートで意味の分かりやすいバージョン名を入力します。
  5. オプション: この配置に対して、配置履歴や他のレポートで意味の分かりやすい説明を入力します。これはこの配置の背景にある決定事項や目的を追跡するのに役立ちます。
  6. オプション: 「現在のグローバル設定も配置してください」チェック・ボックスを選択またはクリアします。 このチェック・ボックスはデフォルトで選択されていて、これにより、学習構成設定、オファー属性定義、オーディエンス・レベル・マッピング、およびカスタム・マクロを含むグローバル設定が配置されます。これらの設定を配置すると、同じサーバー・グループ内で既に配置済みの他の対話式チャネルに影響を与える可能性があります。そのため既に構成済みのサーバー・グループでは、既存の設定をそのままにしておくよう、このチェック・ボックスをクリアするのがよいでしょう。
  7. チェック・ボックスを選択し、前提条件を確認したことを示します。

    すべての前提条件を確認しない限り、「変更内容を配置」ボタンがアクティブになりません。

  8. 「変更内容を配置」をクリックします。
  9. ランタイム・サーバーの Interact ユーザーのユーザー名とパスワードを入力し、「サーバーにログイン」をクリックします。

    同じ IBM® Marketing Software ユーザー・セッションで配置を複数回実行した場合は、ランタイム・サーバーのログイン・データがキャッシュされるので、ログイン・データを再度入力する必要がありません。

    また、インストール済み環境について Windows 統合ログインが有効になっている場合でも、 ここで入力する資格情報が IBM Marketing Platform 内で定義されていなければなりません。Windows 統合ログインの資格情報は、配置を許可する際には使用されません。

タスクの結果

選択したランタイム・サーバー・グループにデータが配置されます。結果は、「配置」タブの「配置履歴」セクション、および「チャネル配置履歴」レポートで確認できます。