REST の前提条件

Interact API を呼び出す方法の 1 つに、HTTP を介した JSON (JavaScript Object Notation) 形式の呼び出しを使用する方法があります。ここでは、REST API と呼びます。REST API の利点として、SOAP よりパフォーマンスが高いという点がありますが、Interact API 呼び出しで最も早い方法は、Java™ 直列化アダプターを使用する方法です。

REST API の使用を開始する前に、以下の点について知っておいてください。

  • Interact API の REST 呼び出しをサポートしている URL は、次のとおりです。

    http://Interact_Runtime_Server:PORT/interact/servlet/RestServletInteract ランタイム・サーバーの実際のホスト名または IP アドレス、 および Interact が配置されているポートで置き換えます。

  • REST API には、固有の 2 つの Interact クラスがあります。1 つは RestClientConnector で、JSON 形式の REST によって Interact 実行時インスタンスに接続するヘルパーの役割を果たします。もう 1 つは RestFieldConstants で、API 要求および API 応答に使用される JSON メッセージの基礎となる形式を記述します。

  • サンプルの REST クライアントを Interact _Home/samples/javaApi/InteractRestClient.java に示します。サンプル・コードは単純な例ですが、REST API の使い方を示すための適切な開始点になるはずです。

  • REST API クラスおよびその他のすべての Interact API 情報について詳しくは、ランタイム・サーバー上にインストールされている Javadoc を参照してください (Interact_Home/docs/apiJavaDoc)。

  • REST API は SessionID とメッセージを Unicode 形式ではなく HTML エスケープ形式で返します。
  • API 認証が有効な場合、要求ヘッダーで資格情報またはトークンを渡す必要があります。
    • 入力ヘッダー・パラメーター
      • 資格情報
        • m_user_name
        • Header パラメーター — プラットフォームのユーザー名
        • m_user_password
        • Header パラメーター — プラットフォームのユーザー・パスワード
      • トークン
        • m_tokenId
        • ヘッダー・パラメーター — トークン
    • 出力ヘッダー・パラメーター
      • m_tokenId
      • ヘッダー・パラメーター — トークン

ここで言及されている情報以外に、REST API では、Interact API を使用するための他のプロトコルによってサポートされるすべての方法がサポートされています。