考慮事項
対話を設計するときには、対象外オファー、到達不能ランタイム・サーバー、処理時間が対話に与える影響に留意してください。オファーの拒否を定義するときには、具体的に定義してください。対話を拡張できるオプションの製品機能の使用を検討してください。
対話を設計するときは、以下のようにします。
- 何らかのデフォルトの最適なコンテンツを作成する
- オファーが表示されるインタラクション・ポイントごとに、デフォルトの最適なコンテンツ (印象の良いブランド・メッセージや空のコンテンツ) を作成します。この最適なコンテンツは、現行の状態で現行の訪問者に提供するのに適したオファーがない場合に使用されます。このデフォルトの最適なコンテンツを、インタラクション・ポイントにデフォルトのストリングとして割り当てます。
- コンテンツを表示するための代替メソッドを組み込む
- 予期されていない何らかの理由によってタッチポイントがランタイム・サーバー・グループに到達できなかった場合のために、コンテンツを表すいくつかのメソッドを組み込みます。
- フローチャートの実行に要する時間を考慮する
- 訪問者を再セグメント化するイベント (postEvent および setAudience を含む) をトリガーすると、フローチャートの実行に時間がかかるので注意してください。getOffers メソッドは、セグメンテーションが終了するまで待ってから実行を開始します。再セグメンテーションの頻度が高すぎると、getOffers 呼び出しのレスポンスのパフォーマンスが低下する場合があります。
- 「オファーの拒否」の意味を決める
- いくつかのレポート (チャネル・オファー・パフォーマンス・サマリー・レポートなど) には、オファーが拒否された回数が示されます。このレポートは、postEvent が「オファー拒否をログに記録」アクションをトリガーした回数を示しています。「オファー拒否をログに記録」アクションが、ラベルが「No, thanks」であるリンクのクリック、などの実際の拒否に対するものかどうかを判別する必要があります。または、3 つの異なるバナー広告を表示し、どれも選択されないようなページなどの、無視されるオファーに対する「オファー拒否をログに記録」アクションです。
- 使用するオファー選択機能を決める
- Interact のオファー選択を向上させるために使用できるオプション機能がいくつかあります。これらの機能には、以下が含まれます。
- 学習
- オファー非表示
- 個別オファーの割り当て
- オファー提示に関するその他の要素