アップグレード・インストールが失敗した場合のレジストリー・ファイルの修正

インストール済み製品の基本バージョンをインストーラーが検出できなかったためにインストールが失敗した場合、ここに説明されている方法でレジストリー・ファイルを修正できます。

このタスクについて

.com.zerog.registry.xml という名前の InstallAnywhere Global レジストリー・ファイルは、IBM® Marketing Software 製品のインストール時に作成されます。このレジストリー・ファイルは、そのサーバー上にインストールされているすべての IBM Marketing Software 製品 (その各機能とコンポーネントを含む) をトラッキングします。

手順

  1. .com.zerog.registry.xml ファイルを見つけます。

    製品をインストールするサーバーに応じて、.com.zerog.registry.xml ファイルは次のいずれかの場所にあります。

    • Windows サーバーの場合、ファイルは Program Files/Zero G Registry フォルダーにあります。

      Zero G Registry 非表示ディレクトリーです。非表示のファイルとフォルダーを表示する設定を有効にする必要があります。

    • UNIX システムの場合、ファイルは以下のいずれかのディレクトリーにあります。
      • root ユーザー - /var/
      • root ユーザー以外 - $HOME/
  2. ファイルのバックアップ・コピーを作成します。
  3. ファイルを編集して、インストール済み製品のバージョンを参照するすべての項目を変更します。

    例えば、次に示すのはファイル内の IBM Campaign バージョン 8.6.0.3 に対応する部分です。

    <product name="Campaign" id="dd6f88e0-1ef1-11b2-accf-c518be47c366"
    version=" 8.6.0.3 " copyright="2013" info_url="" support_url=""
    location="<IBM_Unica_Home>\Campaign" last_modified="2013-07-25 15:34:01">

    この例では、version=" 8.6.0.3 " を参照するすべての項目を基本バージョン (このケースでは 8.6.0.0) に変更します。