ACOServer リファレンス

インストール中に問題が起きた場合や、データベースのインストール済み環境を移動した場合に、Contact Optimization リスナーを手動で構成する必要が生じることがあります。

Contact Optimization リスナーを始動または停止するためのスクリプトは、Contact Optimization インストール済み環境の bin ディレクトリーにある ACOServer.bat (Windows) ファイルまたは ACOServer.sh (UNIX) ファイルです。

Contact Optimization リスナーが状況をコンソールに表示するように編集する手順については、Contact Optimization リスナーの出力をコンソールに表示するにはを参照してください。

表 1. ACOServer スクリプトのリファレンス
設定 説明
OPTIMIZE_HOME Contact Optimization のインストール・ディレクトリーへの絶対パス。
CAMPAIGN_HOME

CAMPAIGN_HOMEACOServer.bat/.shOPTIMIZE_HOME を指すように設定する必要があります。

ORACLE_HOME Oracle データベースを使用している場合は、Oracle ホーム・ディレクトリーに設定します。

ORACLE_LIB

のみ:UNIX Oracle データベースを使用している場合は、Oracle lib ディレクトリーに設定します。この値は通常、$ORACLE_HOME/lib (64 ビット・インストール) または $ORACLE_HOME/lib32 (32 ビット・インストール) です。

DB2_INSTANCE_DIR UNIX 上) にログインする場合にのみ使用します。DB2® データベースを使用している場合は、DB2 インスタンス・ディレクトリー・スクリプトへのパスに設定します。

UNICA_ACSYSENCODING

ユーザー名に中国語、日本語、または韓国語の文字 (CJK 文字) が含まれている場合は、Contact Optimization セッションがエラーなしで実行されるようにするために、環境変数 UNICA_ACSYSENCODINGUTF-8 に設定する必要があります。

UNICA_ACSYSENCODING の設定は、Contact Optimization リスナー・ファイルで行うことができます。Contact Optimization リスナー・ファイルの ACOServer.bat (Windows) または ACOServer.sh (UNIX) は、Contact Optimization インストール済み環境の bin ディレクトリーにあります。

ACOServer.bat - ユーザー名に CJK 文字が含まれるユーザー用に変数を設定するには、set UNICA_ACSYSENCODING=UTF-8 という行のコメントを外します。ユーザー名に CJK 文字が含まれないユーザー用に Contact Optimization リスナーを構成するには、set UNICA_ACSYSENCODING=UTF-8 という行をコメント化します。

ACOServer.sh - ユーザー名に CJK 文字が含まれるユーザー用に変数を設定するには、 UNICA_ACSYSENCODING=UTF-8 の行と export UNICA_ACSYSENCODING の行のコメントを外します。ユーザー名に CJK 文字が含まれないユーザー用に Contact Optimization リスナーを構成するには、set UNICA_ACSYSENCODING=UTF-8 の行と export UNICA_ACSYSENCODING の行をコメント化します。

これらの変更を有効にするには、新しいコマンド・プロンプトで Contact Optimization リスナーを停止してから再始動する必要があります。