パフォーマンスをさらに改善するためのインデックスの追加

各オーディエンスのセグメント・メンバーシップ・テーブル、コンタクト履歴テーブル、および詳細コンタクト履歴テーブル、そして各セッションの PCT テーブル、POA テーブル、および RC テーブルにインデックスを付けることのほかに、他のテーブルにインデックスを付けて統計を更新することで、Contact Optimization セッションの実行パフォーマンスを改善できます。

デフォルトでは、Contact Optimization インストーラーはキャンペーン・テーブルにこれらの追加のインデックスを追加しません。これらのインデックスは、Contact Optimization セッション照会の実行が予期していたよりも遅い場合にのみ追加してください。インデックスをさらに追加すると、これらのテーブルに対する挿入や更新といった更新照会のパフォーマンスが低下する可能性があります。以下のデータベース固有の SQL スクリプトを手動で実行することによって、これらのインデックスを追加したりテーブル統計を更新したりできます。
  • aco_extra_indexes_db2.sql
  • aco_extra_indexes_sqlsvr.sql
  • aco_extra_indexes_ora.sql
これらのスクリプトは、<OPTIMIZE_HOME>/ddl フォルダーにあります。各スクリプトには、インデックスの削除、インデックスの作成、およびテーブル統計の更新の 3 つのセクションがあります。

インデックス・スクリプトは 1 度だけ実行する必要があります。ただし、テーブル統計照会の更新は、テーブル統計を最新の状態にしておくために定期的に実行する必要があります。これらのテーブル統計照会は、大規模な Contact Optimization セッション実行が起動される前に実行するよう推奨されています。

注: これら 3 つのスクリプトにはすべて、デフォルトの詳細コンタクト履歴テーブルの SQL スクリプトが含まれています (UA_DTLCONTACTHIST)。Contact Optimization セッションが他の対象者レベルで定義されている場合、インデックスおよび統計 SQL 照会は、適切な詳細コンタクト履歴テーブルに対して実行される必要があります。