最適化済みコンタクトを含むパッケージの選択

抽出プロセスを使用して、一度に単一のパッケージのみの結果を取得します。

このタスクについて

単一パッケージとは、同じチャネルで受信者に同時に送られるすべてのオファーのことです。各パッケージの中でターゲットにされるオーディエンス ID が相互に排他的であることが確実である場合にのみ、単一の抽出プロセスの中で一度に複数のパッケージを選択できます。すなわち、それぞれのオーディエンス ID は、あるパッケージか他のパッケージの中で処理されますが、両方のパッケージの中で処理されることはありません。そうでないと、オーディエンス ID によりセグメント化した場合に、複数のパッケージに属する個人にオファーが重複して送られてしまいます。1 つの抽出プロセスから複数のパッケージを選択した場合、使用している Contact Optimization テンプレートには最適化プロセスまたはパッケージ用のフィールドが含まれていなければなりません。このようになっていれば、セグメント・プロセスをフローチャートに含めて、それぞれのパッケージを各パッケージのコンタクト・プロセスに分けることができます。複数の抽出プロセスを使用して、それぞれのプロセスが、特定のパッケージのために最適化されたトランザクションを抽出するほうが簡単な場合があります。

手順

  1. Campaign の中にバッチ・フローチャートを作成します。

    キャンペーンでのフローチャートの作成の詳細については、「IBM® Campaign ユーザー・ガイド」を参照してください。

  2. フローチャートに抽出プロセス を追加します。
  3. 抽出プロセスをダブルクリックします。

    「ソース」タブが表示されます。

  4. 「入力」フィールドのリストから「最適化されたリスト」を選択します。

    「コンタクト最適化セッションを選択」ウィンドウが表示されます。

  5. 「セッション一覧」リストを展開し、最適化済みコンタクトを選択する Contact Optimization セッションを選択します。

    「コンタクト最適化セッションを選択」ウィンドウに、選択した Contact Optimization セッションに関する情報が設定されます。「参加者別結果の選択」セクションには、この Contact Optimization セッションに参加したさまざまなキャンペーンがリストされます。それぞれの行は、特定の最適化プロセスまたはパッケージと、それが属するフローチャートを表しています。

    注: ドロップダウン・メニューから再度選択することによって、最後に使用した Contact Optimization セッションを選択することができます。
  6. 「参加者別結果の選択」セクションから、最適化済みコンタクトの取得元になるパッケージを選択します。
  7. 「OK」をクリックします。

    「コンタクト最適化セッションを選択」ウィンドウが閉じます。

  8. 「抽出」タブでは、少なくともオーディエンス ID フィールドは選択しなければならず、コンタクト・プロセスに必要なその他のフィールドがあればそれも選択します。