コンタクト履歴に対する照会の制御

コンタクト履歴を使用すると、最適性は向上しますがパフォーマンスは低下する可能性があります。

このタスクについて

コンタクト最適化の際にコンタクトの負担を管理するため、Contact Optimization には、最大複製オファー数、最大パッケージ数、最小/最大オファー数などのいくつかのルールが用意されています。これらのルールはすべて、「期間経過:」または「期間内」セクションを含んでいます。

常にすべてのルールで期間を 0 に設定すると、この Contact Optimization のセッションではいずれのルールにおいても期間を使用しないということになります。このような場合、UseFutureContacts 構成プロパティーを使用すると、Contact Optimization セッションの実行中に Contact Optimization でコンタクト履歴テーブルを照会する方法を制御できます。

UseFutureContactsfalse に設定した場合、 ルールに期間が含まれていれば、Contact Optimization はコンタクト履歴テーブルとの結合を最適化します。ルールに期間が含まれていなければ、Contact Optimization はコンタクト履歴テーブルを一切照会しないため、パフォーマンスを改善できます。

UseFutureContactstrue に設定した場合、Contact Optimization は常にコンタクト履歴テーブルを照会します。これはパフォーマンスに影響を与えるものの、今後送られるコンタクトのプレースホルダーが、コンタクトの負担を管理するときに考慮されるようにします。